この予測は、2021年9月16日に住宅金融支援機構が発表した第173回貸付債権担保住宅金融支援機構債券(以下、機構MBS)の発行条件に基づき、モゲチェックが算出したものです。
市場金利の代表例である長期金利(10年国債利回り)は今年3月頃をピークに低下し続けていましたが、8月に0.00%付近で下げ止まった後、直近はやや上昇しています。
前回の機構MBS発行条件が発表された8月中旬頃よりも長期金利が上昇していることから、2021年10月のフラット35の金利は0.02%上昇することを予想します。
モゲチェックでは「アフターコロナ」を見据え、変動金利は低位安定するものの、固定金利は上昇基調となる可能性があると予想しています。
長期固定金利住宅ローンの代表格であるフラット35の金利動向に今後も注目し、発信していきます。
住宅ローン金利の予想について詳しく知りたい方はこちら:
「SMBC日興証券トップアナリストに聞く!アフターコロナの住宅ローン金利予想とおすすめの金利タイプ」
[アフターコロナの住宅ローン金利予想〜固定金利が上昇含みとなるワケ〜【2021年3月アップデート】]
1.フラット35の金利推移と予想
2.フラット35の金利条件
|
2021年9月 |
2021年10月 |
差 |
機構MBS利率 |
0.31% |
0.33% |
+0.02% |
対国債スプレッド |
0.29% |
0.29% |
- |
フラット35金利 |
1.28% |
1.30%(予想) |
+0.02% |
フラット20金利 |
1.15% |
1.17%(予想) |
+0.02% |
参照元:
▼住宅ローンの最新情報はこちら▼
【最新】住宅ローン金利ランキングはこちら!モゲチェックのおすすめも紹介!