この予測は、2021年10月20日に住宅金融支援機構が発表した第174回貸付債権担保住宅金融支援機構債券(以下、機構MBS)の発行条件に基づき、モゲチェックが算出したものです。
市場金利の代表例である長期金利(10年国債利回り)は今年3月頃をピークに低下し続けていましたが、8月に0.00%付近で下げ止まりました。
9月以降米国の金利が上昇傾向にある中、日本の金利も追随して上昇しています。
前回の機構MBS発行条件が発表された9月中旬頃よりも長期金利が上昇していることから、2021年11月のフラット35の金利は0.05%上昇することを予想します。
モゲチェックでは「アフターコロナ」を見据え、今後変動金利は低位安定するものの、固定金利は上昇基調となることを予想しています。
長期固定金利住宅ローンの代表格であるフラット35の金利動向に今後も注目し、発信していきます。
住宅ローン金利の予想について詳しく知りたい方はこちら!
1.フラット35の金利推移と予想
2.フラット35の金利条件
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2021年10月 |
2021年11月 |
差 |
機構MBS利率 |
0.33% |
0.38% |
+0.05% |
対国債スプレッド |
0.29% |
0.28% |
-0.01% |
フラット35金利 |
1.30% |
1.35%(予想) |
+0.05% |
フラット20金利 |
1.18% |
1.23%(予想) |
+0.05% |
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