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十六銀行住宅ローンの特徴とメリットを解説。審査基準や金利プランも

  • 最終更新日: 2025年1月15日

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十六銀行住宅ローンの特徴とメリットを解説。審査基準や金利プランものアイキャッチ

岐阜県や愛知県といった東海エリアで住宅の購入を考えているなら、十六銀行の住宅ローンを検討してみましょう。メインバンクとして使っている場合は、お得に利用できる可能性があります。十六銀行の住宅ローンの特徴やメリット・デメリットについて、詳しく解説します。

 

目次
  • 1. 十六銀行の住宅ローンの特徴
  • 2. 十六銀行の住宅ローンはこんな人に最適
  • 3. 十六銀行の住宅ローン金利
  • 4. 十六銀行の住宅ローンのメリット
  • 5. 知っておきたいデメリットと注意点
  • 6. 十六銀行の住宅ローン申し込み手順
  • 7. 東海地区でマイホームを持ちたい人におすすめ
  • 8. 十六銀行の住宅ローンに関するよくある質問
    • 十六銀行の住宅ローンの実質金利はいくらですか?
    • 住宅ローンは55歳までに完済する必要がありますか?

1. 十六銀行の住宅ローンの特徴

東海地区のリーディングバンクとして知られる十六銀行は、どのような住宅ローンを提供しているのでしょうか。銀行の概要と住宅ローンの特徴を紹介します。

 

岐阜県に本店を置く地方銀行

十六銀行は1877年(明治10年)に設立された老舗地方銀行で、岐阜県岐阜市に本店を構えています。岐阜県と愛知県を主な営業エリアとし、三重県・大阪府・東京都にも店舗を展開しています。

地域密着型銀行として140年以上にわたって営業を続け、今では岐阜県のみならず東海地区トップクラスの地方銀行に成長しています。地域社会に貢献するさまざまな取り組みを行っていることも特徴です。

十六銀行の住宅ローンは、東海地区における地銀の中でもトップクラスの実績を誇ります。岐阜県内でマイホームの購入を考えているなら、満足のいくサポートを受けられるでしょう。

 

独自の住宅ローンとフラット35を取り扱う

十六銀行では、独自の住宅ローンである「じゅうろく住宅ローン」や「金利引下げプラン」を利用できます。独自ローンの金利タイプは、変動金利・期間選択型固定金利・長期固定金利の3種類です。

独自ローンとは別に、機構提携型住宅ローンの「フラット35」も取り扱っています。フラット35は、返済期間を最長35年に設定できる長期固定金利型住宅ローンです。

保証人・保証料が不要であることや、繰り上げ返済時の手数料がかからないことがフラット35の主なメリットで、団信への加入が任意である点も特徴です。

 

 

2. 十六銀行の住宅ローンはこんな人に最適

日頃から十六銀行を利用しているなら、住宅ローンも十六銀行で組むのがおすすめです。臨機応変な対応を銀行に期待する人にも向いています。

 

十六銀行を日常的に利用している

十六銀行の住宅ローンで、変動金利と期間選択型固定金利を最優遇金利で利用するためには、金利引下げプランを選択する必要があります。

金利引下げプランには適用条件が設定されており、給与振込口座の指定や普通預金口座のアプリ登録などが必須です。十六銀行を日常的に利用している人なら、条件をクリアしやすいでしょう。

十六銀行で住宅ローンを組めば、マイカーローンや教育ローンの金利優遇を受けられるのもポイントです。いずれのローンも金利が大幅に引き下げられるため、十六銀行でほかの借入を予定しているなら、住宅ローンの利用もおすすめできます。

 

個別の事情を相談しながら契約を進めたい

十六銀行の住宅ローンは、個人的な事情を考慮してもらいながら契約手続きを進めたい人にも最適です。地域に根差した経営を行っている地銀は、個別の事情に合わせて臨機応変に動いてくれる魅力があります。

ネット銀行やメガバンクは、金利こそ低いものの、審査が画一的になってしまう点がデメリットです。融通を利かせてもらいたい事情があっても、ネット銀行なら相談することすらできないでしょう。

一方、ネット銀行やメガバンクで対応できない事情も、地銀なら考慮してもらいやすくなります。地元ならではのお得な地域情報を教えてもらえる点もメリットです。

 

 

3. 十六銀行の住宅ローン金利

十六銀行住宅ローンの金利タイプを見てみましょう。十六銀行は店頭契約よりもWEB契約の方が低金利になっています。 

 

変動金利

十六銀行の住宅ローンの変動金利は、WEB契約の「全期間優遇型」がおトクです。

Web契約は、事前審査とローン契約の手続きをオンラインで行う方法です。店頭で手続きを進めるケースと比べて、より低い金利が適用されます。

十六銀行の住宅ローンをできるだけ低金利で利用したい場合には、変動金利での契約がおすすめです。変動金利の適用中は、状況に合わせていつでも期間選択型固定金利に変更できます。

 

固定金利

十六銀行の住宅ローンの期間選択型固定金利は、「二段階優遇型」がおトクです。

二段階優遇型にはAコースとBコースがあり、当初の固定金利の適用期間中と適用期間後の引き下げ幅が異なります。当初の適用期間中の返済負担を抑えたいなら、Bコースのほうがおすすめです。二段階優遇型の適用期間終了後は、変動金利と固定金利から選択できます。

 

 

4. 十六銀行の住宅ローンのメリット

十六銀行の住宅ローンには、どのようなメリットがあるのでしょうか。自分にとって魅力的な要素があるかチェックしてみましょう。

 

年収条件が緩い

十六銀行の住宅ローンの審査の年収条件は100万円以上と設定されています。金融機関によっては、年収条件を300万~400万円以上に設定しているケースもあります。年収条件だけを見れば、他行と比べてかなり緩いといえるでしょう。

年収が足りないために他行の審査を諦めていた人も、十六銀行なら審査に通る可能性は十分にあります。ただし、住宅ローンの審査は年収だけでなく、さまざまな要素が評価される点には注意が必要です。

 

団信の選択肢が多い

一般団信以外に団信の選択肢があることも、十六銀行住宅ローンのメリットです。がん団信・全傷病団信・ワイド団信などが用意されています。

がん団信は、一般団信の基本保障に加え、がんと診断された場合にローン残高が0円になる保障も付いた保険です。さらに全傷病団信なら、がん団信の保障に加えて幅広い病気やけがの場合にも保障を受けられます。

ワイド団信は、一般団信より加入条件が緩和された団信です。健康面に不安を抱えていて、一般団信への加入が難しい人でも、ワイド団信なら加入できる可能性があります。

脳卒中や急性心筋梗塞のリスクにも備えたいなら、「7大疾病のみ補償特約付ローン返済支援保険~トリガーセブン~」がおすすめです。基本保障に加え、3大疾病と4つの生活習慣病でも保障を受けられます。

 

じゅうろく地域のチカラを利用可能

十六銀行の住宅ローンを利用すると、「じゅうろく地域のチカラ」の点数を獲得できます。じゅうろく地域のチカラとは、十六銀行との各種取引で点数を貯められるサービスです。

例えば、給与の振込入金を受け取れば40点、個人インターネットバンキング「じゅうろくダイレクト」の利用で10点を獲得できます。住宅ローンの利用は50点です。

じゅうろく地域のチカラでは、点数と取引残高により、4つのステージが設けられています。ATM手数料無料や抽選プレゼントなど、ステージに応じた特典を受けることが可能です。

 

日曜日に住宅ローンの相談が可能

十六銀行は、岐阜県と愛知県の各地に「じゅうろくローンサービスセンター」を構えています。ローンサービスセンターでは、住宅ローンのプロに対面での相談が可能です。

平日は仕事で忙しい人のために、全てのローンサービスセンターが日曜日も営業しています。店舗によっては土曜日や祝日の相談も可能です。

休日の相談は予約なしでも受け付けていますが、予約を入れておけば待ち時間なしで案内してもらえます。なおローンサービスセンターでは、住宅ローン以外の相談はできません。

 

 

5. 知っておきたいデメリットと注意点

十六銀行の住宅ローンを利用する際のデメリットや注意点を紹介します。申し込み条件が厳しめであることや、個人事業主はWeb申し込みができないことを覚えておきましょう。

 

金利引下げプランを使える条件が厳しい

十六銀行住宅ローンのデメリットとして、金利引下げプランの利用条件が厳しい点が挙げられます。以下のうちいずれか一つを満たしていなければ、金利引下げプランは利用できません。

 

  • 年収400万円以上かつ同一勤務先の勤続年数2年、個人事業主・法人役員は3年以上
  • 住宅を建築する土地を本人か配偶者および直系親族が所有している
  • 頭金を2割以上用意できる
  • 長期優良住宅の対象となる住宅を取得・増改築する
  • マンション管理適性評価制度★3以上((一社)マンション管理業協会の評価)

雇用形態や勤続年数の条件が厳しい

十六銀行の住宅ローンの申し込み条件には、雇用形態と勤続年数の条件が以下のように明記されています。

 

  • 給与取得者:同一勤務先の勤続年数2年以上
  • 個人事業主・会社経営者・会社役員:営業・勤続年数3年以上

 

上記以外の雇用形態については条件に入っていないため、事業を営む人でなければ、基本的には公務員や正社員しか申し込めないことになります。

同一勤務先の勤続年数2年以上も比較的厳しい条件です。転職直後の場合は対象外となりますが、何らかの事情による転職なら相談してみる価値はあるでしょう。

 

自営業等の場合はWeb申し込みができない

十六銀行の住宅ローンは、Web上で審査申し込みから契約までの手続きを完結させることが可能です。プランによっては、Web契約金利が適用されて金利が低くなります。

しかし、個人事業主や法人役員、外国籍の場合はWeb申し込みができません。別途提出しなければならない書類があるため、申し込みは店頭でのみ受け付けています。

全ての手続きを店頭で行う場合、少なくとも3~4回は十六銀行へ足を運ばなければなりません。時間や手間がかかってしまうのがデメリットです。

 

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6. 十六銀行の住宅ローン申し込み手順

十六銀行住宅ローンのWeb申し込み手順を理解しておけば、スムーズに手続きを進められるでしょう。申し込み時に提出を求められる主な必要書類も紹介します。

 

審査から契約までの流れ

十六銀行の住宅ローン審査では、事前審査と正式審査が行われます。事前審査時には、本人確認書類・収入確認書類・物件確認書類のアップロードが必要です。事前審査を申し込んでから約2~4営業日が経過すると、審査結果が通知されます。

正式審査の申し込み時にも所定の書類を提出します。Webで申し込む場合は書類を郵送する必要があるため、審査結果の通知までに2~3週間程度かかります。

また、十六銀行の普通預金口座を持っていない方は、あわせて口座作成が必要となります。口座は店舗または専用アプリから作成できます。

正式審査も通過したら、店舗もしくはローンサービスセンターにてローン契約を締結します。契約後、6営業日以降に融資金が振り込まれて手続き完了です。

 

申し込みに必要な書類

事前審査時には、原則として本人確認書類には運転免許証を提出します。収入確認書類は源泉徴収票、物件確認書類はチラシ・登記簿謄本・公図などをアップロードしましょう。

正式審査で必要な個人に関する書類は、住民票の写し・健康保険証・市県民税所得証明書です。物件関連書類は、不動産登記簿謄本・建物図面・不動産売買契約書・重要事項説明書などが必要となります。

店舗で申し込む場合は、各段階で必要な書類が異なります。詳しくは担当の相談窓口で確認しましょう。

 

 

7. 東海地区でマイホームを持ちたい人におすすめ

十六銀行の住宅ローンは、十六銀行を日頃から利用している人におすすめです。個人の事情を聞いてもらいながら契約を進めたい人にも向いています。

団信の選択肢が多いことや、審査の年収条件が緩めであることが、十六銀行の住宅ローンの主なメリットです。岐阜県内をはじめとした東海地方でマイホームの購入を検討しているなら、地元の地銀である十六銀行も選択肢に入れてみましょう。

 

8. 十六銀行の住宅ローンに関するよくある質問

十六銀行の住宅ローンを利用するにあたってよくある質問をまとめました。実質金利や完済時の年齢条件について押さえておきましょう。

十六銀行の住宅ローンの実質金利はいくらですか?

住宅ローンの適用金利は、店頭表示金利から審査時に決定する引き下げ幅を差し引いた金利です。変動金利で借りた場合には、引き下げ幅は完済まで一定となります。2024年12月時点では、店頭表示金利が2.625%で引き下げ幅は-1.850%であるため、適用金利は0.775%と計算することができます。

 

住宅ローンは55歳までに完済する必要がありますか?

55歳までに完済する必要はありません。十六銀行の住宅ローンに関する年齢制限は、融資実行時に18歳以上70歳以下で、最終返済時年齢が80歳以下となっています。十六銀行では最長で40年のローンを組めるため、40歳以上の方であれば最大で80歳までの期間で融資を受けることができます。

 

 

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住宅ローン審査、ここがポイント!

通らない理由や対策を解説

| 住宅ローン審査の流れ

住宅ローンの審査は仮審査(事前審査)→本審査の流れで進みます。仮審査と本審査は目的が異なり、仮審査は「その人に融資が可能かどうか」、そして物件の売買契約後に行う本審査では「本当に融資をしていいか」の観点での審査になります。

仮審査では審査の受付基準に合致しているかどうかや本人の返済能力、個人信用情報などが比較的簡易にチェックされます。本審査ではたくさんの書類のチェックや物件の担保価値の精査など、多岐にわたる項目を仮審査よりも厳密に審査されます。

本審査も通過したら金融機関とローン契約し、住宅の決済を行うことになります。

住宅ローン 審査

>>仮審査と本審査の違い、詳しい解説はこちら

 

| 審査にかかる期間

仮審査は即日〜1週間程度、本審査は1〜2週間程度を要します。住宅購入時はなにかと慌ただしくなるため、余裕を持ったスケジュールを立てることが大切です。

 

| 仮審査のポイント

仮審査では大きく3つ、「本人の属性情報」「返済能力」「個人信用情報」がチェックされます。細かく見ていきましょう。

・「本人の属性情報」

申込時の年齢や完済時の年齢、年収や雇用形態、勤続年数など、金融機関が個別に定めている受付基準に合致しているかが審査されます。「正規雇用であること」「勤続1年以上であること」「年収は300万円以上」など細かな条件が金融機関ごとに定められており、それらに合致している必要があります。具体的な基準は非公表のケースが多いものの、「◯◯銀行 商品概要」と検索するとある程度は銀行公式サイトで確認できます。

 

・「返済能力」

収入に対して借り入れ額が過大でないかが審査されます。代表的な指標として年収に占める年間返済額の割合である「返済比率」があります。住宅ローンの年間返済額の計算には実際の金利ではなく、審査上のみ使われる「審査金利」が使われます。金融機関によって異なるものの、概ね3%前後という高めの審査金利でストレスをかけて計算されます。また、年間返済額には住宅ローンだけでなく自動車ローンやカードローンなどの借り入れの返済も考慮されます。

返済比率の上限は多くの金融機関が非公表ですが、目安は30%〜35%です。フラット35の場合は年収400万円未満なら30%、400万円以上なら35%と公表されています。

>>返済比率の詳しい解説はこちら

 

・「個人信用情報」

個人信用情報とはクレジットカードの支払いなどの履歴情報です。過去に延滞などのネガティブな履歴があると、住宅ローン審査にはマイナスに作用します。

>>個人信用情報の詳しい解説はこちら

 

| 本審査のポイント

本審査では様々な資料の提出のうえ、「仮審査の申告内容との相違がないか」「担保評価」が主に審査されます。

・「仮審査の申告内容との相違がないか」

仮審査で申告した年収と源泉徴収票の金額が違っていないか、借り入れがある場合はその内容が仮審査の申告内容と違っていないかなど、仮審査で金融機関に申告した内容との整合性がチェックされます。

 

・「担保評価」

住宅ローンで物件を購入すると、通常は金融機関によって「抵当権」が設定されます。抵当権とはいわば担保のことであり、申込人が住宅ローンの返済ができなくなったとき、その物件を売却して融資金の回収に充てるためです。そのため、購入しようとする物件の価値が借り入れ額に対して著しく低くないかをチェックされます。また物件そのもののスペック、例えば耐震基準や適法物件かどうかなども、金融機関の定める基準と照らし合わせられています。

 

| よくある本審査落ちのパターンやNG行為

・仮審査の申告内容と異なる点があった

仮審査と本審査で申告内容に相違があると落ちる確率が高まります。例えば仮審査で申告した年収と提出した源泉徴収票の年収が違えば、返済能力の計算が狂うことになります。

 

・別の借り入れを行う

住宅ローンの審査中に別の借り入れを行うと返済比率に悪影響が出ます。ローンという名称ではありませんがクレジットカードのリボ払いも借り入れと同じ扱いです。気軽な買い物が原因で住宅ローン審査に落ちる可能性もあるため注意が必要です。また、審査期間中はローンの延滞にも普段以上に注意しましょう。

 

・転職や退職

審査中に転職すると通過は難しくなります。金融機関は現在の勤務先で長く働き続けることを前提に住宅ローンの返済能力を見繕っているため、その前提が崩れるのです。さらに勤続年数の基準を満たせなくなる可能性が高くなります。

 

・健康上の問題で団信に加入できない

『団体信用生命保険(団信)』へ加入できず、住宅ローンを利用できないケースもあります。団信とは契約者が死亡したり高度障害に陥ったりした際、ローン残高を肩代わりしてくれる保険です。

生命保険のため、加入するためには過去3年ほどの病歴や治療歴などを告知しなければなりません。そのため健康状態によっては、団信の審査に通過できない場合があります。一般的な住宅ローンは団信への加入が必須とされているため、加入できなければ契約できません。

>>団信審査の詳しい解説はこちら

 

| 審査に通りやすくなるコツ・対策

・頭金(自己資金)を多めに入れて借入金額を下げる

自己資金を多めに確保して借入金額を引き下げることで審査に通りやすくなります。多くの自己資金を貯蓄できる人と言えるため、金融機関からの信頼を得やすいでしょう。

借り入れ額が少なくて済むため返済負担も軽減され、返済比率を引き下げることもできます。金融機関によっては自己資金の割合に応じて優遇金利を適用してもらえる点もメリットです。

 

・借り入れがある場合はなるべく返済しておく

自動車ローンやカードローンなどの借り入れがある場合は、なるべく繰り上げ返済をして残高を減らしておくことも大切です。返済比率を引き下げる要因になるため、審査に通りやすくなります。

 

・ペアローンや連帯債務、収入合算を検討する

配偶者に収入がある場合は、ペアローンや連帯債務、収入合算により審査を通りやすくすることができます。例えば年収が夫500万円・妻500万円の夫婦が5,000万円の住宅ローンを組む場合、夫1名の債務者だけでは年収倍率(年収に対する借り入れ額)は10倍と非常に高いですが、ペアローンや連帯債務で夫婦2名とも債務者になれば、年収倍率は5倍まで下がります。一般的には、年収倍率は高くても7倍以内であれば審査に通りやすくなります。

収入合算とは夫婦の片方が債務者、もう片方は連帯保証人となる方法です。こちらも連帯保証人分の年収を一定程度加味した審査を受けられるので、単独で組むよりは有利です。

 

| 本審査は複数の金融機関へ申し込もう

住宅ローンの本審査への申し込みは、複数の金融機関で並行することが可能です。万が一審査に落ちたり減額承認されたりしたときに備え、複数の金融機関へ申し込んでおくとよいでしょう。複数の金融機関で本審査承認を得られたら、最も希望に近い条件のプランで契約に進めばOKです。

審査通過後であっても契約に進んでいなければキャンセルできるため、契約を決めたローン以外はキャンセルしましょう。その後は金融機関と金銭消費貸借契約を締結し、融資実行日を待つだけです。

 

どんな金融機関で自分が審査に通りそうか、目安を知りたい方にはオンラインで住宅ローンを一括比較できる「モゲチェック 住宅ローン診断」がオススメです。 

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WRITER

著者: モゲチェックメディア編集部

株式会社MFS

 

モゲチェックは住宅ローンのポータルサイトです。 金融機関や不動産会社出身の住宅ローンのプロ&テクノロジー集団が運営し、公平・中立な立場で住宅ローン情報をお届けします。

SUPERVISOR
supervisor

中山田 明

株式会社MFS代表取締役CEO

プロフィール

外資系投資銀行で日本初の住宅ローン証券化を手掛け、その後約10年に渡り住宅ローン証券化業務に従事してきた、日本における住宅ローンファイナンスのプロフェッショナル。フラット35を取り扱うSBIモーゲージ(現:SBIアルヒ株式会社)ではCFOを歴任。テクノロジーによる新しい住宅ローンサービスを生み出すべくMFSを創業。「住宅ローンを必要とする全ての人が、最も有利な条件で借り入れ、借り換えできる」世界の実現を目指す。

趣味は登山で、テントを背負って槍ヶ岳や剱岳、海外ではキリマンジャロやキナバル山に登頂。

経歴

  • 1991年3月 東京大学経済学部学部 卒業
  • 1991年4月〜 三井物産株式会社 入社
  • 1993年7月〜 モルガン・スタンレー、ベア・スターンズなど外資系投資銀行を歴任
  • 2000年8月〜 株式会社新生銀行(現:SBI新生銀行)キャピタルマーケッツ部部長
  • 2011年8月〜 SBIモーゲージ株式会社(現:SBIアルヒ株式会社)CFO
  • 2014年10月〜株式会社MFS創業

主な保有資格

貸金業務取扱主任者

登壇実績

  • 2021年9月 金融DXサミット(日本経済新聞主催)等 登壇実績多数
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