この予測は、2021年4月16日に住宅金融支援機構が発表した第168回貸付債権担保住宅金融支援機構債券(以下、機構MBS)の発行条件に基づき、モゲチェックが算出したものです。
今年に入り約30年半ぶりの株高となったことで、長期金利も上昇傾向となりましたが、足元では落ち着きを見せています。
現在長期金利は、前回住宅金融支援機構が機構MBSの発行条件を発表した3月中旬頃と比べてやや低下しており、2021年5月のフラット35の金利はやや低下すると予想します。
モゲチェックでは、今後住宅ローン市場において変動金利は低位安定するものの、固定金利は上昇基調となる可能性があると予想しています。
足元では各銀行の固定金利が上昇基調となっており、今後フラット35も同様の動きとなるかどうか、注目し発信していきます。
参考
[アフターコロナの住宅ローン金利予想〜固定金利が上昇含みとなるワケ〜【2021年3月アップデート】]
1.金利推移及び予想
2.金利条件
|
2021年4月 |
2021年5月 |
差 |
機構MBS利率 |
0.41% |
0.40% |
-0.01% |
対国債スプレッド |
0.31% |
0.31% |
- |
フラット35金利(予想) |
1.37% |
1.36% |
-0.01% |
フラット20金利(予想) |
1.24% |
1.23% |
-0.01% |
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