1位 10年固定の住宅ローン、11年目以降の金利は意外と高い?
・メガバンクとネット銀行の10年固定の住宅ローンをモゲチェックが独自調査
・11年目以降の変動金利は0.3%台〜2%台と大きなばらつき
・総じて、11年目以降の金利はかなり割高に設定されている
【COO塩澤の一口コメント】
この調査結果にはビックリでした。ユーザーの2割が選ぶ固定選択型(固定特約型)の住宅ローンですが、最初10年間の金利は安いものの、それ以降の金利が最高2%と非常に高いのです。借入当初から変動金利を借りると0.4%台の金利が中心ですので、いかに高いかがわかります。固定選択型を選ぶ場合は、固定期間終了時に必ずローンの見直しをしましょう。そうでないと割高な金利を払い続けることになるかも知れません。
参考記事はこちら
https://mogecheck.jp/articles/show/XwmrLjn1EYwvqGWaDp7A
2位 借り換え申込件数が急増
・モゲチェックの借り換えサービス申込件数が前年同月比2倍に
・金利上昇の報道を受け、金利に敏感なユーザーが増えたことが一因か
【COO塩澤の一口コメント】
この2月3月と金利が上昇し、金利の見直し熱が高まっているようです。前年同月比2倍は相当な件数!なお、借り換え申込みユーザーのうち、半数近くが100万円以上おトクに。意外と多いですね。この記事を読まれている方で住宅ローンを返済中の方は一度ご検討されてみては?
参考記事はこちら
https://mogecheck.jp/articles/show/ZM1ergRV2XBK4O6GazwN
3位 米国の利上げで住宅ローン金利はどうなる?変動金利と固定金利の先行きを予想
・アメリカが利上げし、ゼロ金利を解除して0.25%へ。23年末にかけて10回程度の利上げを予定
・一方で、日銀の金融緩和は継続する可能性が高く、変動金利は低位安定の見通し
【COO塩澤の一口コメント】
コロナによる経済へのダメージを緩和するために、金融緩和政策を世界各国がとりましたが、いち早くアメリカが金融正常化へ舵を切り、利上げを行いました。ただ、日本は賃金が上昇しておらずモノやサービスへの購入意欲が低い状態です。よって、金融緩和解除の条件である「持続的な2%インフレ」はまだまだ道のりが遠く、金利が上昇するまでは相当な時間がかかるものと思われます。
参考記事はこちら
https://mogecheck.jp/articles/show/Xpa1rDVlqQa1qvdnjM3K
いかがでしたでしょうか。
気になるニュースはありましたか。
今後も住宅ローンに関するニュースを毎週配信予定です。
LINEでも住宅ローンの最新ニュースを受け取ることができるので、ぜひお友だち登録をお願いします!
※著者:塩澤の紹介ページはこちらです。
「住宅ローン金利についてわかりやすく情報発信」MFS取締役COO塩澤崇のご紹介