1.モゲチェックの借り換えサービス申込件数が約2倍へ
モゲチェックの借り換えサービス申込件数は前年同月比で約2倍となりました。金利上昇の報道を受け、「金利が上がる前に固定金利にしよう」「もっと安い金利の住宅ローンに借り換えできないか」と考えたユーザーが増えたことが原因と思われます。
2.借り換えメリット100万円以上のユーザーが約半数
モゲチェックの提案サービス「住宅ローン診断」において借り換えサービスを利用したユーザー364名※を対象に、借り換えメリット額を分析したところ、約半数のユーザーが100万円以上お得になるという結果が出ました。
※2022年2月9日〜2月28日申し込みのユーザーが対象。現時点の金利で変動を選択し、希望金利タイプで変動もしくは選んでほしい(おすすめを知りたい)を選んだユーザーのみを抽出。
3.特に2015年〜2019年に借りたユーザーは約7割が100万円以上おトクに
続いて、借入年別に100万円以上のメリットがあるユーザーの比率を計算しました。すると、2015年〜2019年が68%と高い比率となりました。
借り換えメリットは金利と残債の掛け算に比例します。金利がある程度高く、残債もある程度残っている年代として2015年頃はちょうど借り換えメリットが出やすい時期だと言えるでしょう。
また、その頃に固定特約付の住宅ローンを借りたユーザーは、2022年の今、固定特約期間が終了し変動金利に切り替わるタイミングを迎えています。固定特約期間終了後の変動金利は高めに設定されていることもあるため、相場と比べて高い変動金利からの借り換えニーズが高まっているものと考えられます。
4.まとめ
マイナス金利が2016年1月に導入されて6年が経過しました。その間にも金利低下は進んでおり、借り換えチャンスはまだまだあると言えるでしょう。なお、元本の返済が進めば進むほど借り換えメリット額が小さくなります。元本の返済を進める前に、まずは借り換えでいくらお得になるかシミュレーションすることを強くオススメします。
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