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池田泉州銀行住宅ローンの金利と特徴、審査基準を徹底解説!

  • 最終更新日: 2025年7月17日

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大阪エリアで住宅ローンの借り入れを考えている場合には、池田泉州銀行を候補の1つに入れて検討している方も多いことでしょう。池田泉州銀行は住宅ローンの融資に力を入れている地銀の1つで、地銀では貸出金額が全国上位の銀行です。ネット銀行やメガバンクでは審査が難しい人でも申し込みやすいことも特徴の1つであり、この記事では金利や審査基準について、その評判とあわせてわかりやすく解説していきます。

目次
  • 池田泉州銀行住宅ローンの特徴
    • 2010年に誕生した地方銀行
    • 地銀ではトップレベルの低金利
    • 団信のプランや特約が豊富
    • 提携施設での優待や手数料の優遇などの利用特典がある
  • 池田泉州銀行住宅ローンの金利
    • 全期間固定金利プラン
    • 全期間重視プラン(変動金利型)
    • 全期間重視プラン(固定金利選択型)
  • 池田泉州銀行住宅ローンの保障特約
    • 一般団体信用生命保険
    • がん保障特約付リビング・ニーズ特約付
    • 3大疾病保障特約付リビングニーズ特約付
    • ライフサポート
    • 自然災害・失業保障特約
  • 池田泉州銀行住宅ローンの申し込み手順
    • 仮審査の申し込み
    • 仮審査の結果の通知
    • 正式審査の申し込み
    • 正式審査の結果の通知
    • 金消契約
    • 借り入れの実行および登記
  • 池田泉州銀行住宅ローンの審査基準は?
  • 池田泉州銀行住宅ローンの手数料
  • 池田泉州銀行住宅ローンの借入れタイプは?
    • 融資手数料型
    • 保証料型(金利上乗せ)
  • 1番おトクな住宅ローンを見つけるなら、モゲチェック
  • まとめ

池田泉州銀行住宅ローンの特徴

池田泉州銀行は大阪府と兵庫県を中心に営業している地銀で、住宅ローンに力を入れている銀行です。

2010年に誕生した地方銀行

池田泉州銀行は大阪市北区に本店を置く地方銀行で、2010年に池田銀行と泉州銀行が合併することによって誕生しました。大阪府と兵庫県の南西部を営業地域としており、大阪府、兵庫県南西部、京都市、和歌山市の物件に対する住宅ローンを展開しています。特に大阪府と兵庫県の一部の地域ではお得なプランを利用できる地域密着型の金融機関です。

地銀ではトップレベルの低金利

池田泉州銀行は複数の金利プランを提供していますが、中でも融資手数料型の全期間重視プラン(変動金利型)の最優遇金利は地銀ではトップレベルにあり、ネット銀行やメガバンクに引けを取らない低金利です。また、返済中に変動金利と固定金利(3~20年の期間固定金利)を切り替えることができますが、その際にも引き下げ幅は変わらないというメリットがあります。

団信のプランや特約が豊富

池田泉州銀行の住宅ローンは、契約者に万一のことがあった場合の団信(団体信用生命保険)の保障にも多くの選択肢があります。がんと診断された場合に住宅ローン残高が0円となるがん保障特約付団信や、脳卒中・心筋梗塞も保障の対象となる3大疾病保障特約付団信などのさまざまな種類があり、疾病保障特約付団信の一部には環境配慮型住宅を購入時の金利優遇があります。

提携施設での優待や手数料の優遇などの利用特典がある

池田泉州銀行の住宅ローンを利用している間には、池田泉州銀行のグループ企業が展開している優待・割引サービスの「TOYRO倶楽部」を利用することができ、旅行や買い物の際に使える優待が用意されています。また、家電量販店のエディオンの優待もあり、住宅購入後の家電のまとめ買いの際にも便利です。他にも、2025年4月以降は時間外ATM利用手数料が無料になるサービスが始まる予定です。

池田泉州銀行住宅ローンの金利

池田泉州銀行は、最大40年までの全期間固定金利を提供する全期間固定金利プランと、最大50年までの変動金利・固定金利選択型の全期間重視プランが用意されています。

全期間固定金利プラン

全期間固定金利プランは、借入から完済までの金利が変化しないプランです。借入時に完済までの毎月返済額を確定させたい人に向いています。借入期間が35年以内の場合と、36~40年までの場合で金利が異なります。なお、以降の表の保証料型の金利には、0.2%の上乗せ金利が含まれています(2025年2月時点)。

 

借入期間

融資手数料型

保証料型

35年以内

1.850%~

2.100%~

36~40年

1.900%~

2.150%~

 

全期間重視プラン(変動金利型)

全期間重視プランは変動金利型と固定金利選択型を自由に選ぶことができます。変動金利型は日銀の政策金利の推移にほぼ連動する形で、適用金利が上下していきます。ただし、金利変動があった場合でも、返済額の見直しは5年に1回とする「5年ルール」があるので、すぐに返済額が大きく変動することはありません。

 

種類

融資手数料型

保証料型

変動金利

0.470%~

0.720%~

 

全期間重視プラン(固定金利選択型)

全期間重視プランの固定金利選択型は、3年から20年の間で金利変動がない固定金利を選べるプランです。固定金利期間の終了後は、変動金利もしくはその時点の金利で新たな期間の固定金利を選択することになります。なお、変動金利型から固定金利選択型に変更する場合には1万1,000円(税込)の手数料がかかります。

 

種類

融資手数料型

保証料型

固定金利選択3年型

1.145%~

1.395%~

固定金利選択5年型

1.195%~

1.445%~

固定金利選択7年型

1.245%~

1.495%~

固定金利選択10年型

1.245%~

1.495%~

固定金利選択15年型

1.445%~

1.695%~

固定金利選択20年型

1.595%~

1.845%~

 

池田泉州銀行住宅ローンの保障特約

池田泉州銀行の住宅ローンの団信にはさまざまな保障特約が用意されています。保障が手厚い団信は金利の上乗せが必要になるため、必要な保障を考慮しながら選びましょう。

一般団体信用生命保険

池田泉州銀行の住宅ローンでは、団信への加入が必須条件になっています。一般団体信用生命保険(一般団信)は死亡・高度障害をカバーする保険で、契約者が死亡した場合や、所定の高度障害に陥った場合、余命6ヶ月未満と診断された場合に、住宅ローン残高が保険金で賄われ、以降は住宅ローン残高が0円となるものです。借入時の年齢が65歳以下かつ最終返済時の年齢が80歳以下の場合に利用可能です。

なお、健康上の理由で一般団信への加入が難しいときには、0.3%の上乗せ金利で引受条件を緩和した団信に加入することができます。

また、連帯債務の場合では通常、夫婦の一方が死亡・高度障害となったときには、もう1人の住宅ローンはそのまま残ります。しかし、池田泉州銀行はどちらかに万一のことがあった場合に、2人分の住宅ローン残高を0円とする夫婦連生団信も提供しており、この場合は0.2%の金利上乗せが必要です。

がん保障特約付リビング・ニーズ特約付

がん保障特約付リビング・ニーズ特約付の団信は、一般団信の保障に加えてがんに罹患した場合に住宅ローンの残高が0円となる保障がついた商品です。また、健康・医療相談やメンタルヘルス相談のサービスが付帯します。

借入時に50歳以下の人が対象で、通常は0.2%の上乗せ金利が必要となりますが、条件を満たす環境配慮型住宅を購入する場合には、上乗せ金利0.15%に引き下げられます。

3大疾病保障特約付リビングニーズ特約付

池田泉州銀行の3大疾病保障特約付リビングニーズ特約付の団信は、一般団信の保障に加えて、進行度2期以上のがん、急性心筋梗塞、脳卒中に罹患して所定の条件を満たした場合に住宅ローン残高が0円となる保障がついた商品です。医師の手配・紹介や健康医療相談の付帯サービスもあります。

借入時に50歳以下の人が対象で、通常は0.2%の上乗せ金利が必要となりますが、条件を満たす環境配慮型住宅を購入する場合には、上乗せ金利0.15%に引き下げられます。

ライフサポート

ライフサポート団信は、がん保障特約付団信の保障に加えて、急性心筋梗塞・脳卒中に罹患して所定の条件を満たした場合や、それ以外の疾病・傷害でも12か月以上の就業不能状態になった場合に住宅ローン残高が0円となる保障がついています。また、3か月以上就業不能状態になった場合には、その期間の毎月返済額も保障されます。

借入時に50歳以下かつ完済時に75歳以下の人が対象で、年0.25%の上乗せ金利が必要になります。

自然災害・失業保障特約

池田泉州銀行の住宅ローンには、自然災害や勤務先の倒産による失業といった急にお金に関する困りごとが生じた場合に備える自然災害・失業保障特約をつけることができます。自宅が自然災害によって全壊した場合には毎月返済額の24回分、勤務先の倒産による失業の場合には最大6回分の金額が払い戻されます。借入期間が20年以上ある場合に上乗せ金利0.1%で加入することができ、特約のみの中途加入・途中解約も可能です。なお、解約時には1万1,000円の条件変更手数料がかかります。

池田泉州銀行住宅ローンの申し込み手順

池田泉州銀行の住宅ローンは次のような手順で申し込むことができます。大まかな流れは、他の金融機関と共通しています。

仮審査の申し込み

新たに住宅ローンを申し込む場合には、WEBまたは店頭で仮審査を申し込みましょう。WEBサイトでメールアドレスを登録することによりマイページを作成し、マイページから仮審査を申し込むことができます。

仮審査は、通常は以下の2種類の書類のデータをアップロードする必要があります。連帯債務者や連帯保証人を予定している人の書類も必要になります。

 

種類

必要書類

本人確認書類

・運転免許証

・マイナンバーカード

・健康保険証

・パスポート など

収入確認書類

・源泉徴収票

・確定申告書の控え など

その他の借り入れに関する書類

・返済予定表

 

仮審査の結果の通知

仮審査を申し込むと、通常1週間以内にメールなどによって仮審査の結果が通知されます。マイページから申し込んだ場合には、マイページで審査結果を確認することができます。承認を得られた場合には、正式審査に申し込む際の借入金額や返済期間を判断し、購入物件などに関する必要総額を準備しましょう。

正式審査の申し込み

正式審査(本審査)は、担保物件の審査も含めたより慎重な過程を経て、融資金額・返済期間・適用金利などの条件を確定させる審査です。仮審査と同様に、WEBのマイページから必要書類をアップロードして進めることができます。

仮審査のときに提出した本人確認書類と収入確認書類に加えて、担保物件資料やその他の借り入れの返済予定表が必要です。

 

種類

必要書類

本人確認書類

・運転免許証またはマイナンバーカード

・健康保険証

収入確認書類

・住民税課税・決定通知書

・確定申告書と納税証明書 など

担保物件資料

・登記事項証明書(土地・建物)

・売買契約書、工事請負契約書

・重要事項説明書

・建物配置図、間取り図

・現地案内図、住宅地図

などから指定されたもの

その他の資料

・同居予定の人の住民票謄本

 

正式審査の結果の通知

正式審査の申し込み後、2~3週間を目安にメールなどによって仮審査の結果が通知されます。マイページから申し込んだ場合には、マイページで審査結果を確認することができます。正式審査で承認を得られた場合は、条件を確認して、問題がなければマイページから契約書の作成を依頼できます。

金消契約

銀行との金銭消費貸借契約(金消契約)は住宅ローンを借りる際の重要な契約です。正式審査の承認後、マイページに必要な項目を入力し、契約書の作成を依頼します。銀行のほうで契約書が準備できたところで、来店して契約することになります。

店頭での契約となりますが、書類での契約ではなく、電子契約を締結することになるため、書類での契約時に必要な収入印紙(印紙税)は不要です。契約の手続きの前に、池田泉州銀行が指定した説明動画を視聴しておくと、当日の所要時間は短くなります。

借り入れの実行および登記

金消契約を結ぶと、いよいよ融資実行へと移ります。不動産業者などと事前に日程を調整しておき、通常は平日の午前中に融資の実行と購入代金の支払いを行います。同時に、物件の登記事項を更新する流れが一般的です。

池田泉州銀行住宅ローンの審査基準は?

池田泉州銀行の住宅ローンの審査基準は、審査の申し込み条件からは一般的に見て厳しいほうではなく、むしろ多くの人に審査の門戸を開いているといえます。申し込み条件は次の通りで、年齢や健康状態、国籍、保証会社による保証の4つのみとなっています。

・お借入れ時の年齢が満18歳以上満65歳以下で、最終ご返済時の年齢が満80歳以下の方

・団体信用生命保険にご加入が認められる方

・日本国籍の方、または永住許可等を受けている外国人の方

・保証会社の保証を受けられる方

審査が厳しい銀行では、年収400万円以上といった要件や、正社員・公務員といった雇用形態、さらに勤続年数に条件があることも珍しくありません。これらの要件がない池田泉州銀行は比較的柔軟な審査をする銀行であると言ってよいでしょう。

保証会社の保証を受けるためには最低限の年収は必要になるものの、特に勤続年数については、転職等で勤続1年未満の場合にどの書類を提出すべきかがウェブサイトに掲載されているため、柔軟な審査が期待できます。

池田泉州銀行住宅ローンの手数料

池田泉州銀行の住宅ローンの借入にかかる手数料は他行と比較して平均的ですが、電子契約を行えるため、書面での契約にかかる印紙税を節約することができます。融資手数料型を利用する場合には、融資手数料が借入時の手数料の大部分を占めることになります。

返済期間中には、金利タイプの変更や繰上返済の際に手数料がかかります。

 

手数料の種類

金額

事務取扱手数料

55,000円(審査の結果によっては110,000円)

融資手数料

借入金額の2.2%(融資手数料型の場合のみ)

保証料

初期費用としてはかからず、0.2~2.0%の金利上乗せ(保証料型の場合)

電子契約手数料

11,000円

金利タイプ変更手数料

11,000円(固定金利選択型への変更の場合のみ)

繰上返済手数料

インターネットバンキング受付:無料
窓口受付:33,000円

 

池田泉州銀行住宅ローンの借入れタイプは?

池田泉州銀行の住宅ローンは、融資手数料型と保証料型の2種類が用意されています。メリットとデメリットを比較していきます。 

融資手数料型

融資手数料型は、借入時に借入金額の2.2%の融資手数料を支払う必要がある一方で、適用金利が安くなるメリットがあります。返済期間が長期になればなるほど、金利上乗せによる保証料型の住宅ローンよりも総返済額が少なくなります。

しかし、繰上返済をしても支払った融資手数料が戻ってくることはありません。そのため、なるべく早く完済したい人や、将来の住み替えなどによる売却を考慮している人にとっては不利になる場合があります。

融資手数料型が向いている人は、融資手数料を支払う自己資金があり、かつ35年もしくはそれ以上の長期ローンを組んで、その物件に長く住む予定の人です。

保証料型(金利上乗せ)

保証料型には一括前払い型と金利上乗せ型がありますが、池田泉州銀行で取扱いがあるのは金利上乗せ型です。借入時に融資手数料がかからないため、初期費用を抑えられるメリットがありますが、0.2%以上の上乗せ金利が生じてしまいます。

保証料型が向いているのは、自己資金が少ない人や、返済期間が20年未満といった短い人、繰上返済によってなるべく早く完済したい人、将来の住み替えなどによる売却を考えている人です。

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まとめ

池田泉州銀行は大阪府・兵庫県を中心に、地域密着型のサービスを展開している地銀です。地銀なりに柔軟な審査が期待できるうえに、住宅ローン金利に力を入れており、条件が良ければ非常に低金利で借り入れることができます。また、団信の保障も充実しており、万一の際に備えるニーズにもさまざまなプランで対応することができます。

特に転職直後の場合などの勤続年数の要件が心配なときには、池田泉州銀行の住宅ローンにも申し込むことを検討しましょう。

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WRITER

著者: モゲチェックメディア編集部

株式会社MFS

 

モゲチェックは住宅ローンのポータルサイトです。 金融機関や不動産会社出身の住宅ローンのプロ&テクノロジー集団が運営し、公平・中立な立場で住宅ローン情報をお届けします。

SUPERVISOR
supervisor

中山田 明

株式会社MFS代表取締役CEO

プロフィール

外資系投資銀行で日本初の住宅ローン証券化を手掛け、その後約10年に渡り住宅ローン証券化業務に従事してきた、日本における住宅ローンファイナンスのプロフェッショナル。フラット35を取り扱うSBIモーゲージ(現:SBIアルヒ株式会社)ではCFOを歴任。テクノロジーによる新しい住宅ローンサービスを生み出すべくMFSを創業。「住宅ローンを必要とする全ての人が、最も有利な条件で借り入れ、借り換えできる」世界の実現を目指す。

趣味は登山で、テントを背負って槍ヶ岳や剱岳、海外ではキリマンジャロやキナバル山に登頂。

経歴

  • 1991年3月 東京大学経済学部学部 卒業
  • 1991年4月〜 三井物産株式会社 入社
  • 1993年7月〜 モルガン・スタンレー、ベア・スターンズなど外資系投資銀行を歴任
  • 2000年8月〜 株式会社新生銀行(現:SBI新生銀行)キャピタルマーケッツ部部長
  • 2011年8月〜 SBIモーゲージ株式会社(現:SBIアルヒ株式会社)CFO
  • 2014年10月〜株式会社MFS創業

主な保有資格

貸金業務取扱主任者

登壇実績

  • 2021年9月 金融DXサミット(日本経済新聞主催)等 登壇実績多数
bg
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