この予想は、2022年5月20日に住宅金融支援機構が発表した第181回貸付債権担保住宅金融支援機構債券(以下、機構MBS)の発行条件に基づき、モゲチェックが算出したものです。
金融市場の中心地・アメリカのインフレ深刻化により金利が上昇し、グラフの通り、日本の代表的な市場金利である長期金利(10年国債利回り)は日本銀行がマイナス金利政策を導入した2016年1月以来の高水準となっています。
前回の機構MBS発行条件が発表された4月下旬頃と現在の長期金利は同水準であり、今回のMBS利率も変わらずとなったことから、2022年6月のフラット35の金利は5月と変わらず1.48%になると予想します。
モゲチェックでは今後変動金利は安定した低金利が続き、固定金利は高止まりする可能性があると予想しています。
固定金利の代表格であるフラット35金利が高止まりしていることで、相対的に安定した低金利が続く変動金利の魅力が高まるでしょう。
長期固定金利住宅ローンの代表格であるフラット35の金利動向に今後も注目し、発信していきます。
1.フラット35の金利推移と予想
2.フラット35の金利条件
|
2022年5月 |
2022年6月(予想) |
差 |
機構MBS利率 |
0.50% |
0.50% |
- |
対国債スプレッド |
0.25% |
0.25% |
- |
フラット35金利 |
1.48% |
1.48%(予想) |
- |
フラット20金利 |
1.35% |
1.35%(予想) |
- |
参照元:
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