楽天銀行及びソニー銀行は、他の金融機関より比較的早く翌月の住宅ローン金利を発表しており、このたび2021年4月の基準金利及び適用金利が発表されました。
変動金利は両行とも変更ありませんでした。10年固定金利はソニー銀行で変わらずとなりましたが、楽天銀行で約0.11%上昇しました。
今年に入り約30年半ぶりの株高となったことで、長期金利も上昇傾向となりました。
現在、長期金利は両行が前回住宅ローン金利を発表した2月中旬頃と比べてやや高い水準にあり、楽天銀行の10年固定金利の上昇は、そうした金利動向を受けたものとみられます。
基準金利と適用金利の差である引き下げ幅は両行とも変化ありません。
モゲチェックでは、今後住宅ローン市場において変動金利は低位安定するものの、固定金利は上昇基調となる可能性があると予想しています。
足元でも各銀行で固定金利が上昇基調となっており、今後もこの傾向が続くかどうか、注目し発信していきます。
参考
日米景気とコロナ禍後の住宅ローン金利 〜固定金利に上昇の兆し〜
1.楽天銀行
金利タイプ |
2021年3月 |
2021年4月 |
差 |
変動 |
0.537% |
0.537% |
- |
10年固定 |
0.917% |
1.030% |
+0.113% |
金利差 |
0.380% |
0.493% |
+0.113% |
2.ソニー銀行
金利タイプ |
2021年3月 |
2021年4月 |
差 |
変動 |
0.507% |
0.507% |
- |
10年固定 |
1.000% |
1.000% |
- |
金利差 |
0.493% |
0.493% |
- |
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