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アメリカのインフレ率が低下へ?住宅ローン金利への影響をショート解説(2022.11)

  • 最終更新日: 2023年1月4日

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モゲチェック
アメリカのインフレ率が低下へ?住宅ローン金利への影響をショート解説(2022.11)のアイキャッチ

2022年11月10日にアメリカで10月のCPI(インフレ率)が7.7%と発表されました。金融市場の予想である8.0%を下回る結果であったため、10日のニューヨーク市場では急速に金利低下・株価上昇・円高ドル安進行と、最近の相場からは反転する動きがみられました。

こうした状況を踏まえ、アメリカのインフレ動向が日本の住宅ローン金利に与える影響を解説します。

 

 

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目次
  • 1.アメリカのインフレ、どんな状況?
    • 2 日本の住宅ローン金利への影響は?

1.アメリカのインフレ、どんな状況?

 

CPIとは各国のインフレ率を示す「消費者物価指数(Consumer Price Index)」のことです。

アメリカではコロナ禍からの急速な経済正常化や、ロシア・ウクライナ問題などの影響から今年に入って8〜9%台の高インフレが続いてきました。そして、高インフレを退治するために中央銀行であるFRB(Federal reserve Board)が政策金利を引き上げる「利上げ」を歴史的なスピード・規模感で進めています。

 

 

そして、アメリカの金融市場では「それでもインフレ率がまだ下がらず、利上げがまだまだ続くだろう」という予想も相まって、金利が大きく上昇してきました。

こうした中、昨日11/10に発表されたアメリカの10月インフレ率は、事前に金融市場参加者の間で予想された値を下回る結果となりました。その結果アメリカの金利は大きく低下し、為替も円高ドル安方向に反転しました。



 



2 日本の住宅ローン金利への影響は?



アメリカの金利動向は様々な形で日本にも影響を及ぼします。例えば、日本は日銀の金融緩和によって低金利が続いているため日本とアメリカの金利差が拡大していることで、様々なモノの値上げの要因として最近ニュースでもよく取り上げられている「円安(=ドル高)」につながっています。

 

住宅ローンに関していえば、アメリカの金利動向は主に固定金利に影響します。実際にアメリカの金利上昇に伴って固定金利は上昇が続いており、全期間固定住宅ローンの代表格であるフラット35の金利は現在、現行商品で最も高い金利水準となっています。



 

今後もしもアメリカのインフレが市場予想以上に弱まっていく場合には、「アメリカで金利低下→日本で住宅ローン固定金利の低下」の流れに反転する可能性があるでしょう。

 

しかしながら現時点では、FRBは「継続的な利上げがなお必要になる」「利上げの停止を考えるのは時期尚早だ」との声明(参考:Bloombergニュース)を発していることから、引き続き固定金利は上がっていく可能性が高いと考えています。

 

モゲチェックでは今後もインフレ動向や金融情勢を踏まえ、住宅ローンや住宅ローン金利に関する解説を発信していきます。

 

 

 

 

モゲチェックでは今後も住宅ローンに関するニュースを配信予定です。

 

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WRITER

著者: 堀江 勇介

モゲチェック運営会社 株式会社MFS

チーフアナリスト

銀行にて有価証券運用業務に従事。2019年にMFS入社。金融市場に関する深い知見を武器に、チーフアナリストとして活躍。金利の将来予想など、住宅ローンに関する様々な情報を発信。日本証券アナリスト協会認定アナリスト。

SUPERVISOR
supervisor

中山田 明

株式会社MFS代表取締役CEO

プロフィール

外資系投資銀行で日本初の住宅ローン証券化を手掛け、その後約10年に渡り住宅ローン証券化業務に従事してきた、日本における住宅ローンファイナンスのプロフェッショナル。フラット35を取り扱うSBIモーゲージ(現:SBIアルヒ株式会社)ではCFOを歴任。テクノロジーによる新しい住宅ローンサービスを生み出すべくMFSを創業。「住宅ローンを必要とする全ての人が、最も有利な条件で借り入れ、借り換えできる」世界の実現を目指す。

趣味は登山で、テントを背負って槍ヶ岳や剱岳、海外ではキリマンジャロやキナバル山に登頂。

経歴

  • 1991年3月 東京大学経済学部学部 卒業
  • 1991年4月〜 三井物産株式会社 入社
  • 1993年7月〜 モルガン・スタンレー、ベア・スターンズなど外資系投資銀行を歴任
  • 2000年8月〜 株式会社新生銀行(現:SBI新生銀行)キャピタルマーケッツ部部長
  • 2011年8月〜 SBIモーゲージ株式会社(現:SBIアルヒ株式会社)CFO
  • 2014年10月〜株式会社MFS創業

主な保有資格

貸金業務取扱主任者

登壇実績

  • 2021年9月 金融DXサミット(日本経済新聞主催)等 登壇実績多数
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