この予測は、2021年5月21日に住宅金融支援機構が発表した第169回貸付債権担保住宅金融支援機構債券(以下、機構MBS)の発行条件に基づき、モゲチェックが算出したものです。
今年に入り約30年半ぶりの株高となった局面で、長期金利も大幅に上昇しましたが、2月末頃より再び低下に転じています。
現在長期金利は、住宅金融支援機構が前回機構MBSの発行条件を発表した4月中旬頃と比べてやや低下しており、2021年6月のフラット35の金利もやや低下すると予想します。
モゲチェックでは、今後住宅ローン市場において変動金利は低位安定するものの、固定金利は上昇基調となる可能性があると予想しています。
今後もフラット35の金利動向に注目し、発信していきます。
参考
[アフターコロナの住宅ローン金利予想〜固定金利が上昇含みとなるワケ〜【2021年3月アップデート】]
1.金利推移及び予想
2.金利条件
|
2021年5月 |
2021年6月 |
差 |
機構MBS利率 |
0.40% |
0.39% |
-0.01% |
対国債スプレッド |
0.31% |
0.31% |
- |
フラット35金利(予想) |
1.36% |
1.35% |
-0.01% |
フラット20金利(予想) |
1.23% |
1.22% |
-0.01% |
▼住宅ローンの最新情報はこちら▼