住宅ローン金利には、日本銀行(以下、日銀)による金融政策が大きく関係します。
日銀は2013年に黒田総裁が就任し、アベノミクスと並行した大規模な金融緩和(マイナス金利政策含む)を開始しました。その金融緩和が今後どうなるかが焦点となります。
本稿を執筆している9月30日の朝時点では、岸田氏からは金融政策に関して踏み込んだ発言はなく、当面は現在の金融緩和が継続するものとみられます。
結果として、住宅ローン金利は低金利が続くものと予想します。
一方で、アベノミクスを継承した菅政権からの政権交代によって、徐々に安倍カラーが薄れていくものとみられます。
そうした中で、2023年4月までとなっている日銀黒田総裁の後任人事の動向と、後任者の金融政策スタンスが注目されます。
モゲチェックでは、引き続き政治・経済両面から住宅ローン金利の予想を発信してまいります。
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