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資産運用のポートフォリオとは?意味やメリット、組み方を紹介

  • 最終更新日: 2025年6月5日

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資産運用においてリスクを減らすためには、ポートフォリオを作成するのが効果的です。具体的な作成方法を知っておけば、スムーズに運用を始められるでしょう。

 

今回は、ポートフォリオを作成するメリットや、組み方の流れを解説します。

 

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目次
  • 資産運用のポートフォリオとは
  • ポートフォリオ作成のメリット
  • ポートフォリオの基本の割合
  • 資産運用のポートフォリオの作成方法
  • ポートフォリオを作成するポイント
  • ポートフォリオは資産運用に欠かせない

資産運用のポートフォリオとは

資産運用におけるポートフォリオとは、具体的に何を意味するのでしょうか。ポートフォリオの概要や、アセットアロケーションとの違いを解説します。

 

金融資産の組み合わせのこと

資産運用における『ポートフォリオ』とは、複数の金融資産を組み合わせることです。運用する金融商品をさまざまに組み合わせることを、『ポートフォリオを組む』といいます。

 

例えば、資産運用で株式・債券・不動産に取り組んでいる場合は、30%・30%・40%のような資産配分比率があるでしょう。より安定的な収益の獲得を目指し、資産配分の比率を考えるために作成されるのがポートフォリオです。

 

分散投資が重要となる資産運用において、適切な資産配分を行うためのポートフォリオ作成は基本です。投資手法や金融商品ごとの特徴を捉えた上で、投資目的や運用期間などに合わせてポートフォリオを組む必要があります。

 

注目すべき金融商品の種類

ポートフォリオを組む際は、金融商品ごとのリスクや収益性を知り、目的に合わせてバランスよく配置することが大切です。

 

安全性の高い商品の種類としては、預貯金・保険・債券が挙げられます。元本割れするリスクは低くなる半面、高い収益性は期待できません。

 

比較的収益性が高い商品には、株式・投資信託・不動産投資信託(REIT)などがあります。投資信託は数多くの商品を組み合わせて運用されるため、リスクは商品によりさまざまです。

 

換金のしやすさを示す流動性も、ポートフォリオを組む際に重要といえます。株式やREITは、比較的流動性が高い金融商品です。

 

アセットアロケーションとはどう違う?

ポートフォリオと意味を混同しやすい言葉に、『アセットアロケーション』があります。アセットアロケーションとは、資産配分の割合を大まかに決定することです。

 

資産運用における金融資産は、株式・債券・不動産・預貯金などに大きく分類できます。ポートフォリオを作成する際は、大まかに分けたアセットアロケーションで各資産の配分を決定した後に、資産ごとの詳細な銘柄選択を行うのが基本です。

 

アセットアロケーションは、資産運用の目的や資産状況などに合わせて、自分のリスク許容度を考慮しながら決めることが大切です。

 

ポートフォリオ作成のメリット

自分に合った分散投資が可能になる点や、安定的な利益を出し続けられる点が、ポートフォリオを作成するメリットです。それぞれについて詳しく解説します。

 

適切な分散投資を行える

資産運用では分散投資を意識することが重要です。しかし、特に何も考えずに複数の金融商品へ資金投入している状態は、単に資金の投資先を分けているだけに過ぎません。

 

金融商品には数多くの種類があり、それぞれに適した投資目的や運用期間があります。資金を分散する際は、金融商品ごとの特徴を理解した上で配分を考えることが大切です。

 

ポートフォリオを作成することで、ニーズに合わせて各金融商品に資金投下を行えます。自分が設定した目標利回りや運用期間に合わせて、適切に分散投資できる点がメリットです。

 

安定して収益を上げられる

全ての金融商品には少なからずリスクがあり、リスクの大きさも商品によりさまざまです。ポートフォリオを組んで投資する商品を分散すれば、リスクも分散されるため、安定的な収益を上げられる可能性が高まります。

 

性質が異なる複数の銘柄を組み合わせることで、一つの銘柄で大きな損失が出てもほかの銘柄で補うことが可能です。市場全体を広く捉えられる点がメリットといえます。

 

ポートフォリオを組んで行われる代表的な資産運用方法が投資信託です。投資家から集めた資金をまとめ、場合によっては1,000を超える投資先を選んで運用されます。

 

ポートフォリオの基本の割合

最終的に適切な資産配分となるよう、ポートフォリオの一般的な基本形を覚えておきましょう。年代の違いによるポートフォリオの作成例も紹介します。適度な分散投資によるポートフォリオを行うことで資産運用の失敗を避けることにも繋がります。

 

参考>>資産運用のよくある失敗とは?失敗例やリスクを知り着実な成功を

 

バランスよく分散させる

ポートフォリオにおける基本的な割合は、国内・海外それぞれの株式・債券を25%ずつ分けるのが一般的です。地域・通貨・資産クラスをバランスよく配置できます。

 

短期的な変動リスクから資産を守るために、基本形に加え現金を30%程度追加することも重要です。現金とは、銀行預金や証券会社のマネープールなどが該当します。

 

現金を30%とした場合は、国内資産を40%、海外資産を30%にするとよいでしょう。国内資産として不動産などの現物資産を割り当てれば、さらに資産の分散を図れます。

 

このように、最初は性質の異なる資産をバランスよく配分するのが基本です。基本形を基に、リスク・リターンや地域・通貨などを考慮しながらポートフォリオを組みましょう

 

年代により適切な配分は異なる

資産運用は、自分のライフプランに合った方法で行うことが大切です。したがって、ポートフォリオの具体的な振り分けは、年代ごとに適切な形が異なります。

 

20~30代ならより長期で運用できるため、債券より株式を、国内より海外を多めに配分するのがおすすめです。比較的リスクが高い株式や海外商品も、長期運用すれば時間の分散により価格変動リスクを抑えられます。

 

資産運用のゴールが見えてくる40~50代の場合は、守りを重視した安定志向で配分するのがポイントです。海外より国内の比重を高くし、よりリスクを抑えた債券を多めに割り当てれば、資産を守りながら運用を進められます。

 

資産運用のポートフォリオの作成方法

ポートフォリオを組む際の具体的な進め方を解説します。予算や目標を設定した後に、資産配分や運用方法を決めるのがポイントです。

 

予算と目標を設定

ポートフォリオを作成する際は、自己資金の中から使える予算を最初に設定する必要があります。急な出費に備える資金や、使用する予定が決まっている資金以外を、資産運用に用いるのが基本です。

 

予算を決めたら、目標金額と運用期間を設定します。運用利回りを大きくするほど運用期間は短縮できますが、リスクは高まる点に注意が必要です。

 

目標金額と運用期間は、資産運用の目的により異なります。老後の備えとして30年後の60歳までに1,000万円貯めたいなど、具体的な数値目標を設定するのがポイントです

 

資産配分を決める

予算や目標を設定した後は、資産配分の割合を決めます。自分の年齢を考慮した配分だけでなく、安全型や積極型といったタイプを考慮した配分もおすすめです。

 

安全型で手堅く運用したい場合は、ローリスクな資産を多めに配分します。国内債券の比重を高めに設定し、株式やREITでプラスアルファを狙うとよいでしょう。

 

積極的に資産運用を行いたいなら、国内より海外、債券より株式が占める割合を増やします。株式の配分を考える際は、値動きが大きい先進国や新興国の株式を多めに組み入れれば、より大きなリターンを狙えるでしょう。

 

資産運用方法を選ぶ

資産配分を決める際は、同時に資産運用の方法を選ばなければなりません。投資対象となる数多くの資産から、安全性や収益性を考慮して選ぶのがポイントです。

 

株式や債券以外に選択できる主な資産には、投資信託・FX・不動産などが挙げられます。レバレッジ効果が高いFXはハイリターンを期待できるため、積極的に利益を狙う場合に選ばれやすい投資手法です。

 

流動性の高い資産や現金資産の配分も検討する必要があるでしょう。いざというときに現金化できる資産があれば、価格変動リスクが高い資産とのバランスを保てます。

 

ポートフォリオを作成するポイント

ポートフォリオを組んで資産運用する際は、リスクへの理解や定期的な見直しが重要です。自力で作成できない場合に活用できるサービスについても解説します。

 

リスクについて知っておく

資産運用を行う際は、各資産のリスクを理解しておくことが重要です。投資におけるリスクとは、収益を意味するリターンの値動きの幅を指します。

 

損失を出す可能性だけでなく、収益を上げる可能性もリスクに含まれます。リスクが大きいほどリターンも大きくなり、利益と損失のどちらも大きくなりやすいことが特徴です。

 

株式は債券に比べ、リスク・リターンともに大きくなります。国内と海外を比較した場合は、海外のほうがリスクとリターンは大きめです。

 

各金融資産のリスクについて把握し、自分の許容範囲内に収まる資産を選ぶ必要があります。

 

参考>>資産運用のおすすめ方法を紹介。リスクとリターンを認識して選ぼう

 

定期的に見直すことが大切

金融商品の資産価値は、経済の大きな動きや社会情勢などの影響を受けて変化します。ポートフォリオを作成して数年後に、資産価値が大きく変化している場合、想定外のリスクを負っている状況に陥ることにもなりかねません。

 

常に資産配分が適切なバランスになるよう、ポートフォリオは定期的な見直しが必要です。値上がりした商品を売却し、安くなった商品を買い増せば、資産配分のバランスを整えられます。

 

時間の経過とともに、自分自身の状況が変化する可能性があることもポイントです。自分にとって常に適切な運用を行うためにも、自分の環境に合わせてポートフォリオを定期的に見直す必要があります。

 

便利なサービスを活用する

適切なポートフォリオを自力で作成するのが難しい場合は、便利な専用サービスを活用するのもおすすめです。多くの銀行や証券会社が、さまざまなツールやウェブサービスを提供しています。

 

ポートフォリオ作成サービスの代表例が『ファンドラップ』です。銀行や証券会社に投資目的や資産状況を伝えれば、金融商品を選びながら適切なポートフォリオを作成してもらえます。

 

『ロボアドバイザー』などのポートフォリオ作成ツールも便利です。運用期間や投資額などを入力するだけで、ポートフォリオが自動的に生成されます。金融商品を自分で選びたい場合におすすめです。

 

ポートフォリオは資産運用に欠かせない

ポートフォリオとは金融資産を組み合わせることです。資産運用を行う際にポートフォリオを作成すれば、適切な分散投資を行えるようになるため、安定した収益を上げられるでしょう。

 

バランスよく分散させることや、自分の年齢を考慮して配分することが、ポートフォリオ作成のポイントです。便利なサービスも活用しながら、自分に合ったポートフォリオを作成して資産運用に取り組みましょう。

 

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WRITER

著者: INVASEメディア編集部

株式会社MFS

 

INVASEはモゲチェックの姉妹サービスです。不動産投資のサービスを展開しており、お客様の状況に合わせた様々なサービスを提供しています。 INVASEメディア編集部では、「お客様の状況に合わせ、より最適な不動産投資の環境をご提供」をモットーに、不動産投資家にとって役立つコンテンツを提供しています。コンテンツはINVASEメディア編集部、執行役員渕ノ上とマーケティングマネージャー池田が担当しております。

SUPERVISOR
supervisor

中山田 明

株式会社MFS代表取締役CEO

プロフィール

外資系投資銀行で日本初の住宅ローン証券化を手掛け、その後約10年に渡り住宅ローン証券化業務に従事してきた、日本における住宅ローンファイナンスのプロフェッショナル。フラット35を取り扱うSBIモーゲージ(現:SBIアルヒ株式会社)ではCFOを歴任。テクノロジーによる新しい住宅ローンサービスを生み出すべくMFSを創業。「住宅ローンを必要とする全ての人が、最も有利な条件で借り入れ、借り換えできる」世界の実現を目指す。

趣味は登山で、テントを背負って槍ヶ岳や剱岳、海外ではキリマンジャロやキナバル山に登頂。

経歴

  • 1991年3月 東京大学経済学部学部 卒業
  • 1991年4月〜 三井物産株式会社 入社
  • 1993年7月〜 モルガン・スタンレー、ベア・スターンズなど外資系投資銀行を歴任
  • 2000年8月〜 株式会社新生銀行(現:SBI新生銀行)キャピタルマーケッツ部部長
  • 2011年8月〜 SBIモーゲージ株式会社(現:SBIアルヒ株式会社)CFO
  • 2014年10月〜株式会社MFS創業

主な保有資格

貸金業務取扱主任者

登壇実績

  • 2021年9月 金融DXサミット(日本経済新聞主催)等 登壇実績多数
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