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りそな銀行の住宅ローンはこんな人におすすめ。特徴や評判を紹介(2025/6最新版)

  • 最終更新日: 2025年6月2日

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りそな銀行の住宅ローンは低金利と手厚い団信が魅力的です。さまざまな独自ローンも用意されているため、ニーズに合ったローンを選びやすいでしょう。りそな銀行の住宅ローンの特徴やメリット、注意点について詳しく解説します。

 

 

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目次
  • 1.りそな銀行住宅ローンの特徴
    • 都市銀行の中では低金利
    • さまざまな独自ローンを用意
    • アプリ完結型住宅ローンを提供開始
  • 2.りそな銀行の住宅ローンはこんな人に最適
    • 低金利で住宅ローンを借りたい
    • 内容の充実した団信を付けたい
    • 住宅ローンを組みたい女性
    • 注文住宅を建てたい方にもおすすめ!
  • 3.りそな銀行の住宅ローン金利
    • 変動金利
    • 当初固定金利
    • 全期間固定金利
  • 4.住宅ローン利用者・検討者の口コミや評判
    • 変動金利・長期金利共に低い
    • 担当者が親身に対応してくれる
  • 5.りそな銀行の住宅ローンのメリット
    • 変動金利・長期金利共に低い
    • 初期費用の少ない融資手数料金利上乗せ型が利用可能
    • 土日や夜間の相談が可能
  • 6.知っておきたいりそな銀行住宅ローンのデメリットと注意点
    • 団信は金利上乗せが必要な場合も
    • 保証会社の選択肢が一つだけ
  • 7.りそな銀行の住宅ローン申し込み手順
    • ローン申し込みの流れ
    • 必要書類
    • アプリ完結型ローンの手続き
  • 8.りそな銀行住宅ローンは低金利と団信の手厚さが魅力
  • 9.よくある質問
    • りそな銀行の住宅ローン審査金利は?
    • りそな銀行の住宅ローンはいくらまで借りられますか?

1.りそな銀行住宅ローンの特徴

大手都市銀行であるりそな銀行の住宅ローンには、どのような特徴があるのでしょうか。金利の低さやローンの種類など、まずはりそな銀行の住宅ローンの概要を押さえておきましょう。

 

都市銀行の中では低金利

りそな銀行は大阪に本店を構える都市銀行です。信託併営の商業銀行としては国内最大規模であることを大きな特徴としています。

りそな銀行の住宅ローンは都市銀行の中では比較的低金利です。住宅ローンを金利の低さで選ぶなら、りそな銀行は有力な選択肢でしょう。

 

さまざまな独自ローンを用意

りそな銀行では、他行では見られないような独自ローンを用意しています。中でも特徴的な商品が、日照補償付住宅ローンと女性向け住宅ローンです。

 

日照補償付住宅ローンは、太陽光発電システムを設置予定の人に向けて作られています。基準日照時間を下回った場合に補償金が支払われる日照補償サービスを、借入後3年間無料で利用できる商品です。発電システムの設置費用もまとめて借入できます。

女性向け住宅ローンは、就業不能時に備えられる保険が付いた商品です。金利を上乗せすれば、がんと診断された場合に残高が0円となる保障も付けられます。

 

アプリ完結型住宅ローンを提供開始

りそな銀行は一度も銀行に足を運ぶことなく手続きが完結する、スマホアプリ完結型住宅ローンを提供しています。

スマホに専用アプリをインストールすれば、少ない入力項目で楽に申し込みを行えます。必要書類の提出も、スマホで撮影した画像をそのままアップロードするだけです。

事前審査と正式審査を1回の審査にまとめられるため、審査結果も早めにわかります。対象物件は中古マンション、借入金額は5,000万円以下など、利用前に条件を確認しましょう。

 

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>>りそな銀行住宅ローンの審査基準についてはこちらの記事もチェック!

https://mogecheck.jp/articles/show/5kP0QoG1qkyZEjxw3B9V

 

2.りそな銀行の住宅ローンはこんな人に最適

りそな銀行の住宅ローンは、以下に挙げる特徴を持つ人に向いているローンです。自分に当てはまる場合は、利用を積極的に検討してみましょう。

 

低金利で住宅ローンを借りたい

りそな銀行の住宅ローンは、低金利で借入を受けたい人に最適です。りそな銀行より金利の低い銀行もあるものの、大半の銀行に比べると低い利率でローンを利用できます。

変動金利だけでなく、長期金利も業界最低水準の利率を実現しています。住宅ローンを低金利で利用できれば月々の返済額が安くなるため、返済中の家計の負担を抑えられるでしょう。

 

内容の充実した団信を付けたい

りそな銀行が提供する『団信革命』は、業界でもトップクラスの充実度を誇る保障を備えた商品です。3大疾病以外にも病気・けが・要介護状態など、さまざまなリスクに備えられます。

加入者に医療従事者が多いのも『団信革命』の大きな特徴です。

 

団信革命では、『要介護2以上の介護状態』や『16の身体障害状態』を団信でカバーしています。同様の保障を受けられる団信は、他行ではなかなか見つけられません。

団信革命の利用中は、所定の状態に当てはまる場合、住宅ローン残高の全額が保険料で完済されます。また、所定の状態から回復し仕事復帰できた場合でも該当します。充実した内容の団信を付けたい人には、りそな銀行の団信革命がおすすめです。

 

 

住宅ローンを組みたい女性

りそな銀行の女性向け住宅ローン『凛next』は、女性が利用しやすいように内容を充実させた商品です。住宅ローンを組みたい女性に適しています。

 

女性が不安に感じがちな病気やけがのリスクに備えられる点が、凛nextの大きな魅力です。疾病や障害により30日以上仕事ができなくなった際に、最長で12カ月の保険金が支払われます。

就業不能時の保険は無料で付いているほか、金利に0.15%上乗せで3大疾病保障特約も付けられます。女性特有のがんに備えることができるのは心強いでしょう。

りそなの女性向けローン会員カード『りそなヴェールカード』が進呈されるのも特徴です。新生活のスタートに役立てられる、割引などのさまざまな特典を利用できます。

 

注文住宅を建てたい方にもおすすめ!

住宅ローンを利用する場合、融資金額に見合った『担保』を設定することが求められます。通常は完成した建物が担保になり、分譲マンションや建売の一戸建てを購入する場合には、すでに担保となる建物が完成しているため、購入代金の全額を住宅ローンでまかなうことができます。

 

しかし注文住宅では、担保となるべき建物の完成前に、工事の着工金や中間金、土地から購入した場合には土地の購入代金などの支払いが生じます。このような場合、「つなぎ融資」という短期間の融資を受けることが一般的です。つなぎ融資は住宅ローンとは別物であるため、通常高めの金利(2%〜3%程度)です。

 

一方りそな銀行の場合は、住宅完成前にまとまったお金が必要な際に融資を受けられる制度として『住宅ローンの分割融資』があります。分割融資はあくまで住宅ローンの一部であることから、住宅ローンと同じ金利が適用され、つなぎ融資より低利で融資が受けられます。

さらに土地の取得から2年以内に建物を建て、そこに居住するといった一定の条件を満たせば、住宅ローン控除の適用も受けられるため、積極的に活用したい制度です。

 

こういった分割融資ができない銀行も多いですがが、りそな銀行はweb申し込みでも分割融資が可能であるため、注文住宅を建てる方におすすめです。

 

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3.りそな銀行の住宅ローン金利

りそな銀行の住宅ローンにおける各金利タイプについて詳しく解説します。

 

変動金利

市場金利の動向に合わせて、返済中に利率が上下する金利タイプが変動金利です。超低金利時代に突入して久しい現在は、変動金利が金利面で最も大きなメリットを受けられます。融資手数料型のほうが、保証料一括前払い型より低い金利で利用できます。

最大金利引き下げ時には、他行に比べ低い金利で住宅ローンを組めます。現在の低金利のメリットを生かして返済負担を抑えたい人には、変動金利がおすすめです。

 

当初固定金利

当初固定金利とは、初期の金利固定期間における引き下げ幅が大きい金利タイプです。

変動金利の将来的な金利上昇リスクに不安を感じる人や、初期の一定期間に安定した返済計画を立てたい人には、当初固定金利タイプが向いています。

 

全期間固定金利

返済開始時から完済時まで、利率が変わらない金利タイプが全期間固定金利です。返済期間を通して、金利上昇リスクに備えたい人や安定した返済プランを立てたい人は、全期間固定金利がおすすめです。

 

 

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4.住宅ローン利用者・検討者の口コミや評判

利用者や検討者は、りそな銀行の住宅ローンにどのような印象を持っているのでしょうか。口コミや評判を確認し、商品を比較する際の参考にしましょう。

 

変動金利・長期金利共に低い

りそな銀行の住宅ローンは、変動金利と固定金利のいずれも他行より低めです。他の都市銀行や地方銀行と比較した場合は、最低水準の金利を実現しているといえます。

利用者や検討者の口コミにも、低金利を魅力に感じているコメントが見られました。金利に関する主な口コミを見てみましょう。

 

  • 審査結果が早くわかり、金利が他行よりも低かったところがよかった
  • 金利がそこまで高くなく、契約しやすかったのでよかったと思います

 

担当者が親身に対応してくれる

りそな銀行の店舗が近くにあるなら、対面で住宅ローンの相談が可能です。担当者と話をしながら審査や手続きを進められるため、ネットでの手続きに不安を感じる人でも安心して利用できます。主な口コミをチェックしておきましょう。

 

  • 終始丁寧で優しく、細かい気遣いをしてくれて、気持ちのよい取引ができたことで信頼感が生まれたことが満足です
  • 担当者の対応が丁寧で、初めて住宅ローンを利用しましたが、わからないところをしっかりと教えてくれたので、とても信頼できました

 

 

5.りそな銀行の住宅ローンのメリット

りそな銀行の住宅ローンには、低金利で利用できるメリットがあります。店舗によっては土日や夜間に相談できることも覚えておきましょう。

 

変動金利・長期金利共に低い

りそな銀行住宅ローンの金利は、変動金利・固定金利のいずれも低金利を実現しています。長期固定金利に関しても、融資手数料型の35年固定金利をはじめとした金利は、他行と比べ非常に低い利率となっています。ネット銀行の長期金利にも十分に対抗できる低さです。

 

初期費用の少ない融資手数料金利上乗せ型が利用可能

一般的に、住宅ローンを利用する際は、初期費用として融資手数料と保証料、事務取扱い手数料が発生します。

りそな銀行の住宅ローンでは、融資手数料に関し、融資手数料型・金利上乗せ型の二つの支払い方法を用意しています。

融資手数料型は融資手数料を一括で支払い、金利上乗せ型は融資手数料の初期払いが0円で、金利に上乗せする方法です。

どちらの方法でも保証料は借入金利に含まれます。

 

土日や夜間の相談が可能

りそな銀行は全国各地に支店を展開しています。住宅ローンについて悩んでいることがある場合や、具体的な話を進めたい場合は、店舗で担当者と相談するのがおすすめです。

店舗によっては、平日の21:00まで営業しているケースや、土日祝日に営業しているケースもあります。仕事でなかなか店舗に足を運べない人でも利用しやすい点がメリットです。

土日祝日に営業している店舗なら、休日の外出ついでに気軽に立ち寄ることも可能です。住宅ローンの相談をするために、りそな銀行の口座を開設する必要もありません。

 

 

6.知っておきたいりそな銀行住宅ローンのデメリットと注意点

メリットだけでなくデメリットも知っておけば、他行のローン商品と比較しやすくなるでしょう。りそな銀行の住宅ローンで注意したいポイントを紹介します。

 

団信は金利上乗せが必要な場合も

りそな銀行の住宅ローンで一般団信に加入する場合、保険料は無料です。一方、団信革命や3大疾病保障特約を利用する場合は、金利の上乗せが必要となります。

3大疾病保障特約は、死亡・高度障害状態に加え、がん・急性心筋梗塞・脳卒中にも備えられる保険です。利用するためには金利に40歳以上なら年0.25%、40歳未満なら年0.20%を上乗せしなければなりません。

団信革命は、3大疾病保障特約の保障内容に加え、病気・けがによる16の状態や要介護状態も保障される保険です。40歳以上なら年0.3%、40歳未満なら年0.25%の金利上乗せが必要となります。

 

3大疾病保障特約や団信革命を検討する場合は、月々の返済額を一般団信のみのケースと比較する必要があるでしょう。

 

保証会社の選択肢が一つだけ

都市銀行の多くは、1社の保証会社としか提携していません。りそな銀行の保証会社も、同じりそなグループの『りそな保証』1社のみです。

保証料を支払う形で住宅ローンを利用する場合は、りそな銀行の審査に加え、りそな保証の審査にも通過しなければなりません。

金融機関によっては、複数の保証会社と提携しているケースもあります。保証会社の審査を考慮するなら、複数の保証会社を利用している金融機関のほうが有利でしょうす。

一般的に、保証料を支払わない形で住宅ローンを組もうとする場合は、金融機関の審査が厳しくなりやすい点も覚えておきましょう。

 

 

7.りそな銀行の住宅ローン申し込み手順

りそな銀行の住宅ローンを申し込む際の大まかな流れを解説します。申し込みに必要な書類や、アプリを使用した申し込み方法も覚えておきましょう。

 

ローン申し込みの流れ

りそな銀行の住宅ローンの手続きは、事前審査・正式審査・契約の順に進めていきます。事前審査と契約はWebでも行えますが、正式審査は店舗または郵送のみです。

Webで事前審査を行う場合は、書類の提出は必要なく、24時間いつでも申し込めます。店舗で事前審査を申し込む場合は、所定の書類を提出しましょう。事前審査通過後の正式審査では、申し込み時に対面または郵送で書類を提出します。

正式審査後に行う契約手続きをWebで行う場合は、『りそな電子契約サービス』を利用することになります。電子契約なら印紙代がかかりません。Webで契約する場合も、抵当権設定時は司法書士が同席します。

 

必要書類

ローンの申し込みに必要な書類は、本人確認書類・収入証明書類・物件関連書類の3種類です。本人確認書類は、『運転免許証』『健康保険証』『住民票』を全てそろえる必要があります。

会社員の収入証明書類としては、『源泉徴収票』と『住民税決定通知書または課税証明書』を提出しなければなりません。ほかに借入がある場合は、その借入の償還予定表も必要です。

物件関連書類に該当する書類は、『売買契約書』『重要事項説明書』『物件のパンフレット』『土地登記事項証明書』『土地の公図』などです。

 

アプリ完結型ローンの手続き

中古マンションの購入をしたいなら、りそな銀行の『アプリ完結型ローン』が便利です。スマホにアプリをダウンロードしておけば簡単に利用でき、アプリでの手続きのみで契約まで完結できます。

アプリで申し込む際は、マイページから『アプリ専用プラン』の手続きを行えます。地図で購入物件を選択し、必要事項を記入後、書類を撮影して送信すれば申し込みは完了です。

アプリ完結型ローンなら審査が1回で済むため、審査に通過すれば契約の手続きに進みます。アプリ上でりそな電子契約サービスを利用し、電子契約を締結すれば融資が実行されます。

 

 

8.りそな銀行住宅ローンは低金利と団信の手厚さが魅力

りそな銀行の住宅ローンは、低金利でローンを組みたい人におすすめの商品です。独自サービスの団信革命を利用すれば、業界トップレベルの手厚い保障を付けられます。

店舗で担当者が親身に対応してくれる点や、店舗によっては土日・夜間の相談が可能な点も魅力です。メリット・デメリットを理解し、他行ローンとの比較に役立てましょう。

 

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9.よくある質問

りそな銀行の審査金利、借入額などのよくあるご質問とその回答をご紹介します。

 

りそな銀行の住宅ローン審査金利は?

りそな銀行住宅ローンの審査金利は公表されていません。

審査金利は住宅ローン審査の際に、金融機関が貸し出しできる額を審査するために利用され、実際の支払いの際に適用される実行金利よりも高く設定されています。

これは金利が上昇した場合でも、ローンの返済が可能かどうかを判断するためです。

一般的には、審査金利は3%〜4%程度と言われています。

 

りそな銀行の住宅ローンはいくらまで借りられますか?

りそな銀行住宅ローンの借入金額は50万円〜3億円(1万円単位)と定められています(2024年8月時点)。

また、審査金利を考慮した上で、その他のお借入れも含めて税込年収に占める年間返済額の割合が35%以内とも定められています。

例えば、年収500万円でその他のお借入れがない人が住宅ローンを借入額3,000万円・返済期間35年で申し込む場合、審査金利を3%とすると

年間返済額:毎月返済額115,455円 × 12 = 1,385,340円

返済比率:1,385,340円 / 5,000,000円 × 100 = 27.7%

となり、35%以内に収まる計算となります。

申込内容によって借入可能額は異なりますが、目安としては年収の5〜7倍を見ておくと良いでしょう。

 

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変動金利・固定金利の違いとは?

特徴やメリット・デメリットを解説

| 変動金利とは?

住宅ローンの基本的な金利タイプで、年2回(4/1と10/1)見直しされることから変動金利と呼ばれています。

金利の急変動で利用者が困らないよう、返済額を5年間据え置く「5年ルール」や月々の返済が25%以上増えないようにする「125%ルール」を設定している金融機関も多く存在します。固定金利に変更するオプションが付帯しており、金利上昇時には固定金利に切り替えることも可能です。

 

| 変動金利のメリット・デメリット

メリット:銀行間の低金利競争が激しく金利水準が低いため、月々の返済額を抑えることができます。

デメリット:将来金利が上がり、月々の返済額が増えるリスクがあります。対策として、金利が低いうちにしっかり貯蓄をして万が一の金利上昇に備えると良いでしょう。

 

| 5年ルール・125%ルールとは?

5年ルールとは、変動金利が上がっても月々の返済額を5年間一定とするルールです。5年ルール有りの場合、最初の5年間は変わらず、6年目から返済額が増えることになります。5年ルール無しの場合、翌月や翌々月から返済額が増えます。

金利が上がっても返済はすぐには増えず、5年間は変わらないというメリットがある一方、6年目になるまでは本来より低額での返済となり、完済時に未払利息が発生する可能性がある点がデメリットとなります。

 

125%ルールとは、5年ルールを適用している金融機関で返済額が増える際、今までの返済額の1.25倍を上限とするルールです。例えば従来の月々の返済が10万円の場合、返済がどれだけ増えても12.5万円が上限となります。

返済額が増えても上限値があるのがメリットとなる一方、5年ルール同様に本来よりも安く返済が進むため、予定通りに残高が減らず完済時に高額返済が必要となる可能性がある点がデメリットです。

 

変動金利の推移・相場は?

変動金利はバブル崩壊以降、ほぼ一貫して低下傾向を続けてきました。しかし2024年になって日銀のゼロ金利解除により、変動金利が遂に引き上げられることとなりました。いよいよ「金利のある世界」に突入したことになります。しかしながら、依然としてネット銀行を先頭に、変動金利が顧客獲得競争の主戦場という状況は続いています。

2024年12月時点では、auじぶん銀行住信SBIネット銀行PayPay銀行といった主要ネット銀行は0.4%台、みずほ銀行やりそな銀行といった都市銀行は戦略的に低金利で対抗し0.3%台が多く、地方銀行では0.3%〜0.6%台が相場です。

 

| 固定金利とは?

文字通り金利が変わらないのが固定金利です。フラット35のような全期間固定金利のほか、5年、10年など一定期間の金利を固定する固定期間選択型もあります。

 

| 固定金利のメリット・デメリット

メリット:返済額が変わらない安心感があります。変動金利より金利水準は高いものの、一定期間または全期間の返済額が変わらないため、長期の返済計画や生活設計を立てやすいことが特徴です。

デメリット:金利水準が高く、返済額が多くなります。返済中に大規模な金利上昇が起こらない限り、変動金利を使った場合に比べて固定金利を使う方が多額の返済となるでしょう。また固定期間選択型の場合、6年目や11年目など固定期間が終了するタイミングで、当初固定期間よりも高い金利に切り替わることが多いこともデメリットです。

 

| どんな人が変動金利・固定金利に向いている?

少しでも返済額を抑えたい方やコストパフォーマンスを重視する方には変動金利がオススメです。日本銀行の金融緩和政策や住宅ローン業界の競争激化を踏まえ、モゲチェックでは変動金利は今後も低金利が続くと予想しています。

一方、固定金利は金利や返済額が変化するリスクをなくしたい方に向いています。例えば最初の10年間が子どもの教育費がかさむ時期と重なるなど、住宅ローンの返済額が増えることをどうしても避けたい方には10年固定金利がオススメです。

 

| 変動金利・固定金利の利用割合

変動金利を選ぶ人の割合が年々増え続け、全体のおよそ7割とほとんどの住宅ローン利用者が変動金利を選んでいます。また、固定期間選択型は2割、全期間固定型は1割であり、年々減少しています。

(出所:独立行政法人住宅金融支援機構「住宅ローン利用者の実態調査」より)

 

| モゲチェックのオススメは?

モゲチェックでは低金利政策が長期化する可能性が高いとの見通しや、住宅ローン業界で顧客獲得競争が激しくなっていることから、変動金利では安定した低金利が続くと予想しています。

迷った方はまず変動金利から検討することをオススメします。最新情報は住宅ローンランキングでチェック!

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WRITER

著者: モゲチェックメディア編集部

株式会社MFS

 

モゲチェックは住宅ローンのポータルサイトです。 金融機関や不動産会社出身の住宅ローンのプロ&テクノロジー集団が運営し、公平・中立な立場で住宅ローン情報をお届けします。

SUPERVISOR
supervisor

中山田 明

株式会社MFS代表取締役CEO

プロフィール

外資系投資銀行で日本初の住宅ローン証券化を手掛け、その後約10年に渡り住宅ローン証券化業務に従事してきた、日本における住宅ローンファイナンスのプロフェッショナル。フラット35を取り扱うSBIモーゲージ(現:SBIアルヒ株式会社)ではCFOを歴任。テクノロジーによる新しい住宅ローンサービスを生み出すべくMFSを創業。「住宅ローンを必要とする全ての人が、最も有利な条件で借り入れ、借り換えできる」世界の実現を目指す。

趣味は登山で、テントを背負って槍ヶ岳や剱岳、海外ではキリマンジャロやキナバル山に登頂。

経歴

  • 1991年3月 東京大学経済学部学部 卒業
  • 1991年4月〜 三井物産株式会社 入社
  • 1993年7月〜 モルガン・スタンレー、ベア・スターンズなど外資系投資銀行を歴任
  • 2000年8月〜 株式会社新生銀行(現:SBI新生銀行)キャピタルマーケッツ部部長
  • 2011年8月〜 SBIモーゲージ株式会社(現:SBIアルヒ株式会社)CFO
  • 2014年10月〜株式会社MFS創業

主な保有資格

貸金業務取扱主任者

登壇実績

  • 2021年9月 金融DXサミット(日本経済新聞主催)等 登壇実績多数
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