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【0.2%台の超低金利】実質マイナス金利の住宅ローン登場!住信SBIネット銀行の「スゴ団信」を解説

  • 最終更新日: 2024年11月27日

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モゲチェック
【0.2%台の超低金利】実質マイナス金利の住宅ローン登場!住信SBIネット銀行の「スゴ団信」を解説のアイキャッチ

ついに実質マイナス金利の住宅ローンが登場しました。これから住宅ローンを利用する方、借り換えを考えている方には朗報です!

 

2023年4月より住信SBIネット銀行の住宅ローンが大幅改定されました。変動金利が大幅に低下し、新規借り入れでは0.320%、借り換えでは0.299%(いずれも2023年5月時点)と、住宅ローン業界のトップクラスの低金利となっています。さらに、従来よりも大幅パワーアップした団信保障「スゴ団信」の提供が開始されています。

 

この改定によって、モゲチェックの試算では住信SBIネット銀行へ借り換えした場合、実質的にマイナス金利で住宅ローンを利用可能になります。

 

本稿では商品改定の内容をご紹介します。

 

 

 

住信SBIネット銀行はSBIホールディングスと三井住友信託銀行が共同出資しているネット銀行です。これまでは住信SBIネット銀行が提供していた住宅ローンは三井住友信託銀行が貸し手となっていましたが、2023年4月より住信SBIネット銀行自らが貸し手となる商品へと改定されました。

 

住信SBIネット銀行が貸し手となる住宅ローン商品は、これまではSBIマネープラザなど各地の店舗での対面申し込み商品として提供されてきましたが、商品改定によりWeb申し込みで全国の方が利用できることになります。

 

 

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注目点は、大きく低下した変動金利と、無料付帯の団体信用生命保険(団信)の保障の大幅拡充です。

変動金利の低さのみならず、団信も目を引きます。これまで住信SBIネット銀行では全疾病保障という、「すべての病気やケガで働けなくなった状態」に備える保障が無料付帯されていました。

 

今回の改定によって、住宅ローン借入時に40歳未満であれば、「全疾病保障」の付帯はそのままに、がん・脳卒中・急性心筋梗塞の3つに備える3大疾病保障の50%保障バージョン(条件に該当した場合に住宅ローン残高が半減)も基本付帯となりました。

SBI 住宅ローン

 

この50%保障の3大疾病と全疾病保障は、モゲチェックの試算では金利に換算すると0.300%程度の保障(モゲチェックでは団信メリットと呼んでいます)となります。

 

住信SBIネット銀行の住宅ローンに借り換えを行ってこの保障を利用した場合、

 

変動金利0.299% - 団信メリット0.300% = -0.001%

 

となり、支払う金利負担よりも価値の大きな団信保障を無料で受けられることを意味します。実質的にマイナス金利で住宅ローンを利用できるということになるのです。

 

これから住宅購入・住宅ローンの利用を考えている方にはもちろんのこと、現在住宅ローンを利用中の方も住信SBIネット銀行への借り換えによって低金利&充実保障を享受することをぜひ検討すべきでしょう。

 

住宅ローン市場では最近、団信の保障拡充や上乗せ金利の引き下げでユーザーを獲得しようとする動きが活発です。ネット銀行を中心とした低金利競争に拍車がかかる中、今回の住信SBIネット銀行のように金利以外の魅力を訴求する動きが他の金融機関にも広がりそうです。

 

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※本稿の内容を転載・掲載いただく際は、出典「モゲチェック調べ」との明記をお願いいたします。

ウェブ掲載の場合には、下記リンクの記載もお願いいたします。

https://mogecheck.jp/articles/show/XwmrLjn1EYjy2GWaDp7A

 

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変動金利・固定金利の違いとは?

特徴やメリット・デメリットを解説

| 変動金利とは?

住宅ローンの基本的な金利タイプで、年2回(4/1と10/1)見直しされることから変動金利と呼ばれています。

金利の急変動で利用者が困らないよう、返済額を5年間据え置く「5年ルール」や月々の返済が25%以上増えないようにする「125%ルール」を設定している金融機関も多く存在します。固定金利に変更するオプションが付帯しており、金利上昇時には固定金利に切り替えることも可能です。

 

| 変動金利のメリット・デメリット

メリット:銀行間の低金利競争が激しく金利水準が低いため、月々の返済額を抑えることができます。

デメリット:将来金利が上がり、月々の返済額が増えるリスクがあります。対策として、金利が低いうちにしっかり貯蓄をして万が一の金利上昇に備えると良いでしょう。

 

| 5年ルール・125%ルールとは?

5年ルールとは、変動金利が上がっても月々の返済額を5年間一定とするルールです。5年ルール有りの場合、最初の5年間は変わらず、6年目から返済額が増えることになります。5年ルール無しの場合、翌月や翌々月から返済額が増えます。

金利が上がっても返済はすぐには増えず、5年間は変わらないというメリットがある一方、6年目になるまでは本来より低額での返済となり、完済時に未払利息が発生する可能性がある点がデメリットとなります。

 

125%ルールとは、5年ルールを適用している金融機関で返済額が増える際、今までの返済額の1.25倍を上限とするルールです。例えば従来の月々の返済が10万円の場合、返済がどれだけ増えても12.5万円が上限となります。

返済額が増えても上限値があるのがメリットとなる一方、5年ルール同様に本来よりも安く返済が進むため、予定通りに残高が減らず完済時に高額返済が必要となる可能性がある点がデメリットです。

 

変動金利の推移・相場は?

変動金利はバブル崩壊以降、ほぼ一貫して低下傾向を続けてきました。しかし2024年になって日銀のゼロ金利解除により、変動金利が遂に引き上げられることとなりました。いよいよ「金利のある世界」に突入したことになります。しかしながら、依然としてネット銀行を先頭に、変動金利が顧客獲得競争の主戦場という状況は続いています。

 

| 固定金利とは?

文字通り金利が変わらないのが固定金利です。フラット35のような全期間固定金利のほか、5年、10年など一定期間の金利を固定する固定期間選択型もあります。

 

| 固定金利のメリット・デメリット

メリット:返済額が変わらない安心感があります。変動金利より金利水準は高いものの、一定期間または全期間の返済額が変わらないため、長期の返済計画や生活設計を立てやすいことが特徴です。

デメリット:金利水準が高く、返済額が多くなります。返済中に大規模な金利上昇が起こらない限り、変動金利を使った場合に比べて固定金利を使う方が多額の返済となるでしょう。また固定期間選択型の場合、6年目や11年目など固定期間が終了するタイミングで、当初固定期間よりも高い金利に切り替わることが多いこともデメリットです。

 

| どんな人が変動金利・固定金利に向いている?

少しでも返済額を抑えたい方やコストパフォーマンスを重視する方には変動金利がオススメです。日本銀行の金融緩和政策や住宅ローン業界の競争激化を踏まえ、モゲチェックでは変動金利は今後も低金利が続くと予想しています。

一方、固定金利は金利や返済額が変化するリスクをなくしたい方に向いています。例えば最初の10年間が子どもの教育費がかさむ時期と重なるなど、住宅ローンの返済額が増えることをどうしても避けたい方には10年固定金利がオススメです。

 

| 変動金利・固定金利の利用割合

変動金利を選ぶ人の割合が年々増え続け、全体のおよそ7割とほとんどの住宅ローン利用者が変動金利を選んでいます。また、固定期間選択型は2割、全期間固定型は1割であり、年々減少しています。

(出所:独立行政法人住宅金融支援機構「住宅ローン利用者の実態調査」より)

 

| モゲチェックのオススメは?

モゲチェックでは低金利政策が長期化する可能性が高いとの見通しや、住宅ローン業界で顧客獲得競争が激しくなっていることから、変動金利では安定した低金利が続くと予想しています。

迷った方はまず変動金利から検討することをオススメします。最新情報は住宅ローンランキングでチェック!

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WRITER

著者: モゲチェックメディア編集部

株式会社MFS

 

モゲチェックは住宅ローンのポータルサイトです。 金融機関や不動産会社出身の住宅ローンのプロ&テクノロジー集団が運営し、公平・中立な立場で住宅ローン情報をお届けします。

SUPERVISOR
supervisor

中山田 明

株式会社MFS代表取締役CEO

プロフィール

外資系投資銀行で日本初の住宅ローン証券化を手掛け、その後約10年に渡り住宅ローン証券化業務に従事してきた、日本における住宅ローンファイナンスのプロフェッショナル。フラット35を取り扱うSBIモーゲージ(現:SBIアルヒ株式会社)ではCFOを歴任。テクノロジーによる新しい住宅ローンサービスを生み出すべくMFSを創業。「住宅ローンを必要とする全ての人が、最も有利な条件で借り入れ、借り換えできる」世界の実現を目指す。

趣味は登山で、テントを背負って槍ヶ岳や剱岳、海外ではキリマンジャロやキナバル山に登頂。

経歴

  • 1991年3月 東京大学経済学部学部 卒業
  • 1991年4月〜 三井物産株式会社 入社
  • 1993年7月〜 モルガン・スタンレー、ベア・スターンズなど外資系投資銀行を歴任
  • 2000年8月〜 株式会社新生銀行(現:SBI新生銀行)キャピタルマーケッツ部部長
  • 2011年8月〜 SBIモーゲージ株式会社(現:SBIアルヒ株式会社)CFO
  • 2014年10月〜株式会社MFS創業

主な保有資格

貸金業務取扱主任者

登壇実績

  • 2021年9月 金融DXサミット(日本経済新聞主催)等 登壇実績多数
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