ーー 貴社住宅ローンはオリコン顧客満足度11年連続No.1となっています。お客様に選ばれるポイントを教えて下さい。
(木村様)
お客様に「利便性」と「安心」とを提供したいという一貫した想いで、住宅ローンの開発を行っています。
金利や団信保障の充実といった商品性にこだわることはもちろんですが、お客様にとって分かりやすく負担の少ない手続きを目指しており、web完結(書類のweb提出、電子契約、来店不要)の仕組みや、ホームページ・案内書類のシンプルさにこだわっています。
そういった様々な取り組みがある中で、利便性の高さとしてお客様にご満足いただいてる最大のポイントは「専任アドバイザー制」です。住宅ローン手続きは非常に複雑ですし、初めて住宅ローンを組む方は住宅ローンそのものがよく分からないというケースが多いです。また、当社のようなネット銀行ですとweb上で手続きを完結できるメリットの反面、お客様との接点が少なくなることで、お客様が次に何をしたらいいか分からないという場面も出てきます。
そこで、当社ではお客様一人ひとりに割り当てさせていただいた専任アドバイザーが、申込みから契約完了までお手続きのサポートをしています。
実際、お客様からは「手続きの負担が少ない」「手続きがわかりやすくて助かった」といったお言葉を頂戴しております。
ーー 住宅ローン手続きは複雑でわかりにくく、まだまだユーザーフレンドリーとは言えない状況です。そんな中、web上での手続きなのにソニー銀行では専任のアドバイザーが付いて手取り足取りサポートしてもらえるのは便利ですね!専任アドバイザー制は借りる前の手続き段階での利便性となりますが、借りた後の利便性についても教えて下さい。
(木村様)
住宅ローンは最長35年の返済期間があり、借りる前よりも借りた後の方が圧倒的に期間が長いため、住宅ローンをご利用いただいた後の利便性も追求しています。繰り上げ返済もweb上で完了しますし、金利タイプの変更も翌日にすぐ反映される仕組みとなっています。
加えて、当社のローンは完済時年齢85歳未満まで借りられる点も、幅広い方にご利用いただける利便性の高さに繋がっています。
最近は住み替え需要も高まっていますので、例えば子育てがひと段落し始めて住み替えを検討する50歳前後の方など、比較的高齢の方でも最長35年のローンを利用いただけるような設計になっています。
ーー 借りる前、借りた後までよく考えられた商品性であることが窺えますね。一方、「安心」という観点では、「がん団信100」が大きな強みだと思います。通常100%がん保障のがん団信は0.2%の上乗せ金利が必要ですが、ソニー銀行では0.1%と格安です。モゲチェックでも[ 最も充実したがん保障!ソニー銀行の住宅ローン ]と紹介していますが、がん団信100の商品設計上のこだわりを教えて下さい。
(木村様)
住宅ローンは期間の長いお取引ですので、その中での不測の事態に備えるのが団信の役割です。
当社では一般団信・ワイド団信の他にがん団信50、がん団信100、3大疾病団信、生活習慣病団信と団信のラインナップがありますが、年々がん団信100を選ばれる方の割合が増加しています。金利だけでなく団信保障もしっかり見て住宅ローンを決めるお客様が増えていることの現れといえます。
有名人が「がん」と診断されれば大きなニュースとなるように、あらゆる疾病の中でもがんという病気は多くの方にとって非常に身近なものである一方、罹患するとお客様の生活に少なからず影響がある病気です。
当社には「がん団信50」(がん50%保障特約付き団信)もありますが、こちらは金利上乗せがない分、がんと診断されても住宅ローン残高は半分残ります。実際にがんと診断された後、半分安心して半分不安な気持ちになる方もいらっしゃるかもしれません。
がんに対する世の中の不安が高まっている中、がん団信100をラインナップの中心に据えて、住宅ローンで少しでもその不安を取り除きたい、そしてしっかりとしたがん保障を少しでも安く、という想いで、今のがん団信100を設計しました。
いまではweb申込みのお客様の約4割の方ががん団信100を選んでおり、「がん保障を付けたくてソニー銀行を選びました」という嬉しいお声も多くいただいています。
ーー web申込者の4割が、0.1%の金利上乗せをしてでもがん団信100を選ぶというのはすごいことですね。利用者様のお声からして、ソニー銀行のがん団信100が住宅ローン利用者に認知されてきたということが感じられます。がん団信100にはがん診断給付金、上皮内がん・皮膚がん給付金・がん先進医療給付金と、給付金が多く付帯されていますが、それぞれの詳細とお客様の反応をお聞かせください。
(木村様)
これまでがん保障に対する安心感を追求する中で、給付金を拡充させてきました。
がん団信100を利用していれば、がんと診断された時点で住宅ローン残高を0円にすることができますが、それでもがんの治療費や治療中の生活費がどうしても必要となります。住宅ローンの負担が減っても仕事に復帰できなかったり、復帰できても以前のような時間働けないといったケースもありますので、そういったケースを想定してがん診断給付金(100万円の給付金保障)を用意しました。
また、上皮内がんや皮膚がんは住宅ローン残高の保障対象外ですが、例えば比較的軽微な上皮内がんであっても、罹患すればショックなものです。そのショックを和らげたいという想いで上皮内がん・皮膚がん給付金(50万円の給付金保障)を付帯しています。
加えて、がんの先進医療を受ける場合、多額の費用負担が降りかかります。万が一先進医療を受ける事になった場合も安心してもらえるよう、がん先進医療給付金を追加しています。
がんの先進医療を受ける場合、1回あたり平均200〜300万円かかるといわれていますが、がん先進医療給付金では通算1,000万円までカバーしていますので、先進医療を3〜5回無料で受けられる計算になります。
こうした給付金は住宅ローン残高の大小にかかわらずその金額の給付を受け取れるので、がん保障をご希望の方には強くおすすめしたいポイントです。
給付金を拡充させたことで、お客様からは「安心」という声が今まで以上に増加しました。ソニー銀行の住宅ローンを選択する大きなポイントになっており、「保障内容を考えれば、比較し得る低金利のローンは他に存在しなかった」というお声はうれしかったですね。
※がん団信100の給付金一覧
給付タイミング |
給付金額 |
|
がん診断給付金 |
がんと診断確定された時 |
100万円 |
がん先進医療給付金 |
がんと診断確定されてから1年以内に、 診断確定を受けたがんについて先進医療による 療養を受けた場合 |
通算1,000万円 (限度:1回あたり500万円) |
上皮内がん・ 皮膚がん給付金 |
上皮内がんまたは皮膚がんと 診断確定された時 |
50万円 |
(詳細:ソニー銀行HPより)
ーー ただでさえ金利上乗せが少ないのに、給付金がこれだけ充実していると他に比較対象がないかもしれませんね。では、どんな方にがん団信100のご利用をおすすめしたいですか?
(木村様)
がんに対する心配のある方はもちろんですが、ペアローンを検討している方にこそ、ぜひがん団信100のご利用を検討いただきたいです。
最近は住宅価格が高くなっていることや、女性の社会進出が進んだことにより、高額のローンを夫婦ペアローンで組む方が増えていますが、その一方でお借入れ総額が高くなる分、万が一の事態が起これば住宅ローン返済は一気に苦しくなります。
充実した団信を少しの金利負担でご利用いただくことで、安心して期間の長い住宅ローンを利用できる、という考え方を広められたらと思います。
ーー 「ペアローンだからこそ団信保障を充実させるべき」というのは、ありそうでなかった斬新な切り口ですが、非常に理にかなっていると感じます。団信保障以外にも、住宅ローンを検討するお客様へ今後さらにアピールしていきたい点はありますか。
(木村様)
団信以外ですと、当社の住宅ローンでは、新規お借入れで物件価格の10%以上の自己資金(※1)を拠出いただいたお客様に向けては通常よりも低い金利を提供しています。自己資金のご用意がある方はよりお得にご利用いただけますので、ぜひお申し込みいただきたいと思います。
また、繰り返しになりますがソニー銀行の住宅ローンは利便性を重視しています。
「借りる前」のポイントは専任アドバイザー制度です。ネット銀行での住宅ローン取引に不安を感じる方もいらっしゃると思いますが、ぜひご活用いただければと思います。住宅ローンに詳しい担当者が皆様のお手続きをサポートいたします。
「借りた後」については、団信保障や繰り上げ返済や金利タイプ変更はもちろんのこと、ソニー銀行の優遇プログラム「Club S」(※2)もご利用いただくメリットです。住宅ローン利用者は最長5年間、1ランクアップとなります。
たとえば「Sony Bank WALLET」の国内でのVisaデビットご利用額に応じたキャッシュバック率がアップするなど、よりおトクにソニー銀行をご利用いただけるようになります。
よくある「◯◯ポイント」ではなく、直接キャッシュバックとして還元される点が他社サービスとの違いになります。
※1)
お借り入れ総額が、ご購入される物件の購入価格および建築される物件の建築請負価格(いずれも諸費用、お取り扱い手数料を除く)の合計額に対して90%以内のお客様が対象。現在お借り入れされている住宅ローンの借り換えを含む場合は対象外。
※2)
ソニー銀行の預金者向けの優遇プログラム。お預入れ額や住宅ローン、投資信託など、お取引状況に応じて、Visaデビット付きキャッシュカード「Sony Bank WALLET(ソニーバンク・ウォレット)」でキャッシュバックが受け取れる。
ーー 最後に、住宅ローンのご利用を検討中のお客様へメッセージをお願いします。
(木村様)
これから住宅ローンを借りようとされているお客様に、お借入れ後のことまで考えてというのは難しいかもしれませんが、住宅ローンは最長35年の返済期間があり、借りる前よりも借りた後の方が圧倒的に長い商品です。
ぜひ「借りた後」にも目を向けて、住宅ローンを選んでいただきたいと思います。
今後とも住宅ローン以外にも多くの充実したサービスを提供していきますので、ぜひご検討いただきますようお願いします。
ーー ありがとうございました。
木村様へのインタビューから、「利便性」と「安心」に軸足を置いた商品開発への熱意が覗えました。ソニー銀行の住宅ローンは申込み前後の使いやすさのみならず、がんに対する不安がある方へ配慮する姿勢が感じられます。2人に1人ががんに罹患すると言われていますが、少しでもがんに対する不安がある方は、ぜひソニー銀行を検討されてみてははいかがでしょうか。
(左 ソニー銀行ローン営業部 企画課長 木村様)
(右 モゲチェック運営会社 株式会社MFS 堀江)