1. ソニー銀行住宅ローンのポイント
(1) 最も充実したがん保障
ソニー銀行の住宅ローンが用意するがん100%保障「がん団信100」は、他行よりも低い0.1%の金利上乗せで加入することができます。さらに、先進医療給付、がん診断給付、皮膚がん診断給付が付いており、最も充実したがん保障を提供しています。
(2)専任アドバイザー制度で手続きが安心!
お客様一人ひとりに専任のアドバイザーが付き、申込み完了から契約完了まで手続きのサポートを受けられます。必要に応じてプロのサポートを受けながら手続きを進めることができます。
(3) 業界最低水準の低金利
ソニー銀行の住宅ローンには、変動セレクトや固定セレクトといった特定の金利を引き下げる特別な金利プランがあります。共に業界最低水準の金利です。
今月のソニー銀行の金利は、金利ランキングをご覧ください。
(4) 85歳まで借りられる
ソニー銀行の完済時年齢は85歳未満(ワイド団信の場合は81歳未満)です。ほとんどの住宅ローンの完済時年齢は80歳未満であり、それより5年も長く住宅ローンが借りられることになります。
2. 金融機関概要
ソニー銀行は2001年に設立されたソニーフィナンシャルホールディングス傘下のネット銀行です。ネット銀行の草分け的な存在で、個人の資産管理のツールとなることを目指しており、日経金融機関ランキングでは、2007年〜2015年と9年連続顧客満足度1位。オリコン顧客満足度は11年連続で顧客満足度第1位を達成しています。
3. ソニー銀行住宅ローンの商品概要
ソニー銀行の住宅ローンの商品概要は下記の通りです。事前申し込み及びローン契約がオンラインでできます。
事前申込 |
オンライン |
本申込 |
郵送 |
ローン契約 |
オンライン |
金利タイプ |
変動 固定特約(2/3/5/7/10/15/20/20年超) |
団信 |
一般団信 がん50%保障 がん100%保障 3大疾病保障 11疾病(生活習慣病)保障 |
最大貸付額 |
2億円 |
最低年収 |
400万円 |
保証料 |
0円 |
事務手数料 |
定率型(変動セレクト、固定セレクト): 融資金額×2.2%(税込) 定額型: 44,000円(税込) |
繰上返済手数料 |
無料 |
(2020年9月現在)
4. ソニー銀行住宅ローンの金利
今月のソニー銀行の金利は、金利ランキングをご覧ください。
5. ソニー銀行住宅ローンの団信
ソニー銀行の住宅ローンの団信は下記の通りです。
下記表の通り、一般団信、ワイド団信、がん50%保障、がん100%保障、3大疾病保障、11疾病(生活習慣病)保障があります。特にがん保障が充実しており、がん50%保障は無料付帯、がん100%保障は上乗せ金利0.1%で利用でき、さらに各種一時給付金が付いています。
また、がん100%保障、3大疾病保障、11疾病(生活習慣病)保障はがんと診断された場合、住宅ローンが0円になるだけではなく、100万円が給付金として支給されます。
|
一般 |
ワイド団信 |
がん団信(50%保障) |
がん団信(100%保障) |
3大疾病団信 |
11疾病(生活習慣病)保障 |
|
金利上乗せ幅 |
なし |
0.2% |
なし |
0.1% |
0.2% |
0.2% |
|
年齢制限 |
加入時満65歳未満 完済時満85歳未満 |
加入時満65歳未満 完済時満81歳未満 |
加入時満50歳未満 完済時満85歳未満 |
||||
保険金支払事由 |
・死亡・所定の高度障害状態 ・余命6ヶ月と診断された場合 |
◎ |
◎ |
◎ |
◎ |
◎ |
◎ |
がんと診断された場合 (就業不能状態問わず) |
☓ |
☓ |
○ |
◎ |
◎ |
◎ |
|
急性心筋梗塞・脳卒中保障で所定の状態に該当した場合 |
☓ |
☓ |
☓ |
☓ |
◎ |
☓ |
|
10種類の生活習慣病で入院が継続180日以上となった場合 |
☓ |
☓ |
☓ |
☓ |
☓ |
◎ |
|
10種類の生活習慣病で31日以上入院が連続した場合 |
☓ |
☓ |
☓ |
☓ |
☓ |
☆ |
|
【給付金特約】 ・がん診断給付(100万円) ・がん先進医療給付(通算1,000万円) ・上皮内がん・皮膚がん診断給付(50万円) |
☓ |
☓ |
☓ |
★ |
★ |
★ |
|
・入院一時金給付(10万円) ・入院時ローン月額給付(ローン返済予定額) |
☓ |
☓ |
☓ |
☓ |
☓ |
★ |
◎:住宅ローン残高相当額が保険金として支払われます。
◯:住宅ローン残高相当額の50%が保険金として支払われます。
☆:毎月返済額が保険金として支払われます。
★:一時金が保険金として支払われます。
6. その他
有人店舗としてCONSULTING PLAZA(コンサルティングプラザ)※や全国の銀行代理業者の各拠点で住宅ローンの相談ができます。ネットだけでは不安という方でも対面でのサービスを受けられます。
またコンサルティングプラザではオンラインでの相談も可能です。日頃対面相談を行っている専任のアドバイザーにオンラインで相談することができます。
※東京銀座にあるソニー銀行の相談窓口。(平日 11:00~20:00 土日祝日 10:00~19:00 休業日 12月31日~1月3日および2月第3火曜日)
7. まとめ:がん団信を付けたい人にオススメ
ソニー銀行の住宅ローンは、低金利でありながら、がん保障が充実した非常に魅力的な商品です。
特に下記ニーズのある人にオススメです。
-
最も充実したがん保障を付けたい人
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住宅ローンのプロに手続きのサポートを受けたい人
-
40代〜50代での住替えなど、中高年でも長い期間の住宅ローンを組みたい人
変動金利・固定金利の違いとは?
特徴やメリット・デメリットを解説
住宅ローンの基本的な金利タイプで、年2回(4/1と10/1)見直しされることから変動金利と呼ばれています。
金利の急変動で利用者が困らないよう、返済額を5年間据え置く「5年ルール」や月々の返済が25%以上増えないようにする「125%ルール」を設定している金融機関も多く存在します。固定金利に変更するオプションが付帯しており、金利上昇時には固定金利に切り替えることも可能です。
| 変動金利のメリット・デメリット
メリット:銀行間の低金利競争が激しく金利水準が低いため、月々の返済額を抑えることができます。
デメリット:将来金利が上がり、月々の返済額が増えるリスクがあります。対策として、金利が低いうちにしっかり貯蓄をして万が一の金利上昇に備えると良いでしょう。
| 5年ルール・125%ルールとは?
5年ルールとは、変動金利が上がっても月々の返済額を5年間一定とするルールです。5年ルール有りの場合、最初の5年間は変わらず、6年目から返済額が増えることになります。5年ルール無しの場合、翌月や翌々月から返済額が増えます。
金利が上がっても返済はすぐには増えず、5年間は変わらないというメリットがある一方、6年目になるまでは本来より低額での返済となり、完済時に未払利息が発生する可能性がある点がデメリットとなります。
125%ルールとは、5年ルールを適用している金融機関で返済額が増える際、今までの返済額の1.25倍を上限とするルールです。例えば従来の月々の返済が10万円の場合、返済がどれだけ増えても12.5万円が上限となります。
返済額が増えても上限値があるのがメリットとなる一方、5年ルール同様に本来よりも安く返済が進むため、予定通りに残高が減らず完済時に高額返済が必要となる可能性がある点がデメリットです。
| 変動金利の推移・相場は?
変動金利はバブル崩壊以降、ほぼ一貫して低下傾向を続けてきました。しかし2024年になって日銀のゼロ金利解除により、変動金利が遂に引き上げられることとなりました。いよいよ「金利のある世界」に突入したことになります。しかしながら、依然としてネット銀行を先頭に、変動金利が顧客獲得競争の主戦場という状況は続いています。
| 固定金利とは?
文字通り金利が変わらないのが固定金利です。フラット35のような全期間固定金利のほか、5年、10年など一定期間の金利を固定する固定期間選択型もあります。
| 固定金利のメリット・デメリット
メリット:返済額が変わらない安心感があります。変動金利より金利水準は高いものの、一定期間または全期間の返済額が変わらないため、長期の返済計画や生活設計を立てやすいことが特徴です。
デメリット:金利水準が高く、返済額が多くなります。返済中に大規模な金利上昇が起こらない限り、変動金利を使った場合に比べて固定金利を使う方が多額の返済となるでしょう。また固定期間選択型の場合、6年目や11年目など固定期間が終了するタイミングで、当初固定期間よりも高い金利に切り替わることが多いこともデメリットです。
| どんな人が変動金利・固定金利に向いている?
少しでも返済額を抑えたい方やコストパフォーマンスを重視する方には変動金利がオススメです。日本銀行の金融緩和政策や住宅ローン業界の競争激化を踏まえ、モゲチェックでは変動金利は今後も低金利が続くと予想しています。
一方、固定金利は金利や返済額が変化するリスクをなくしたい方に向いています。例えば最初の10年間が子どもの教育費がかさむ時期と重なるなど、住宅ローンの返済額が増えることをどうしても避けたい方には10年固定金利がオススメです。
| 変動金利・固定金利の利用割合
変動金利を選ぶ人の割合が年々増え続け、全体のおよそ7割とほとんどの住宅ローン利用者が変動金利を選んでいます。また、固定期間選択型は2割、全期間固定型は1割であり、年々減少しています。
(出所:独立行政法人住宅金融支援機構「住宅ローン利用者の実態調査」より)
| モゲチェックのオススメは?
モゲチェックでは低金利政策が長期化する可能性が高いとの見通しや、住宅ローン業界で顧客獲得競争が激しくなっていることから、変動金利では安定した低金利が続くと予想しています。
迷った方はまず変動金利から検討することをオススメします。最新情報は住宅ローンランキングでチェック!