固定金利が引き続き上昇傾向に!一方、変動は低位で安定
・長期固定金利の代表格であるフラット35は、商品改定後(2017年10月)の最高値を更新する1.51%へ上昇
・一方、変動金利はネット銀行各行の金利引下げキャンペーンもあり、低位で推移
【COO塩澤の一口コメント】
米国は激しいインフレに見舞われていますので(ニューヨークではベーグルとコーヒーの朝食セットがなんと2,500円もします!)、それを抑えるために利上げをしている状況です。それが日本国債にも波及し、10年ものの利回りが上昇。住宅ローンの固定金利はその10年の利回りをもとに金利計算されるので上昇している、というお話です。
ただ、ここに来て米国景気の失速懸念が強まっています。来年には米国景気が不景気となり、利下げするのではという見通しすら出ています。この懸念が強まれば強まるほど米国金利は逆に下落しますので、それに伴い住宅ローンの固定金利上昇も今後は一服する可能性が高いです。
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「住宅ローン金利についてわかりやすく情報発信」MFS取締役COO塩澤崇のご紹介