1位 変動金利を借りるユーザーが7割超え、金利上昇を予想するユーザーも増加
・住宅金融支援機構が発表した調査レポートでは、変動金利を借りたユーザーが74%を占め、過去最高水準に
・将来の金利予想は、変動金利を借りたユーザーの約4割が上昇を予想。前回調査の約2割から倍増へ
【COO塩澤の一口コメント】
面白い結果ですね。要は「変動金利は将来上がるかも知れないけど、固定金利を選ぶほどではない」ということですね。日本ですが、少子化によって2008年以降人口が減り続け、その結果2030年代からGDPがマイナス成長になります。こうした環境ではそもそも利上げ(≒景気引き締め)はできないので、当面低金利が続くことが予想されます。ユーザーの皆さんは正しい判断をされていると思います。
関連記事:https://www.jhf.go.jp/files/400361299.pdf
2位 がん団信を充実させるユーザーが増加中
・auじぶん銀行の調査によると、2022年はがん100%保障団信をつけるユーザーが前年8.2%から31.8%へと大幅増加
・借り換えも同様にがん団信を充実させるユーザーが増加中で、2021年が9.8%のところ2022年は26.8%に大幅上昇
【COO塩澤の一口コメント】
団信は割安の保険ですからね〜。金利上乗せが必要となりますが、保障を充実させたい方はぜひ前向きにご検討いただければと思います。
割安な理由ですが、通常の生命保険と違って、住宅ローンの団信は住宅ローンを借りる時にしか入れないため、若くて健康な人が多数を占めやすいのです。また、がんは50代後半から罹患率が高まるのですが、定年退職時に繰り上げ返済する人も多く、保険金の支払い額が少ないです。故に、保険料も割安になるというお話。
これらを踏まえると、一番オトクな方法は充実した団信に入り、できるだけ長く借りる(繰り上げ返済しない)ことですね。
関連記事:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000329.000026860.html
いかがでしたでしょうか。
今後も住宅ローンに関するニュースを配信予定です。
LINEでも住宅ローンの最新ニュースを受け取ることができるので、ぜひお友だち登録をお願いします!
※著者:塩澤の紹介ページはこちらです。
「住宅ローン金利についてわかりやすく情報発信」MFS取締役COO塩澤崇のご紹介