1位 歴史的な円安局面へ
・ドル円相場が歴史的な円安水準へ。1ドル130円を試す展開に
・日銀総裁や財務大臣が口先介入を実施し、円安阻止へ
【COO塩澤の一口コメント】
なぜ円安と住宅ローンが関係あるの?と疑問に思いますよね。実はふか〜い関係があるのです。円安の理由は、日本とアメリカの金利差が開いているから。そう、日本の金融緩和政策が原因なのです。一昔前であれば円安は輸出が伸びるので問題なかったのですが、今は輸入物価上昇による景気悪影響が心配されています。ですので、日本も利上げして円安を阻止したほうがいい、という声が一部から上がっているのです。
私の見立てでは、黒田総裁の任期中は金融緩和の方針は維持だと思います。来年に日銀総裁が交代しますが、新総裁も前任者踏襲かと(万が一あるとしても10年国債の誘導目標の修正でしょう。ただ、これは固定金利が上がるだけで、変動金利には影響ないです)。
当面は変動金利が低い状態が続くと思われますので、固定金利を選ぶメリットはあまりないと思います。
2位 auじぶん銀行が団信キャンペーンを実施
・ガン団信の上乗せ金利が通常0.2%のところ、0.1%に
・11疾病保障団信は通常0.3%が0.2%に
【COO塩澤の一口コメント】
住宅ローンの金利競争も激化状態が続いています。おそらくPayPay銀行やソニー銀行を意識して、auじぶん銀行もこの金利設定にしたのでしょう。今は金利引下げ合戦から団信の上乗せ金利の引下げ合戦に移りつつあります。まだまだおトクな商品が出るかも知れませんよ!?
参考記事はこちら
3位 5月のフラット35金利は上昇予想、過去最高を更新へ
・モゲチェックが予想する5月のフラット35金利は1.49%
・フラット35が商品改定された2017年10月以降の最高値へ
【COO塩澤の一口コメント】
固定金利がさらに上がっています。固定金利は10年国債に連動するのですが、その利回りがアメリカの金利に連動して上昇しているためです。日銀は10年国債の利回りを抑え込もうと動いていますが、固定金利は高止まり&変動金利は低位安定のトレンドは変わらないでしょう。
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