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日本初!モゲチェックの住宅ローン金利インデックスとは?

  • 最終更新日: 2024年11月27日

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モゲチェック
日本初!モゲチェックの住宅ローン金利インデックスとは?のアイキャッチ

住宅ローン利用者が、住宅ローン金利の過去の推移や動向を知りたい時、どうすればいいでしょうか。

 

住宅ローン金利は、今月借りる場合の金利は分かりますが、過去どうだったかは分かりません。

 

過去の金利が分り難い理由は、住宅ローンの金利の決まり方にあります。住宅ローンの金利は基準金利から引き下げ幅を控除して決定されており、新規に貸し出される住宅ローンに適用される引き下げ幅は毎月見直されています。

一方、基準金利は短期プライムレートに連動しており、こちらは過去約25年間以上ほとんど変化していません。

 

そのため、過去の住宅ローン金利の動きを見るには引き下げ幅の推移を見なくては行けないのですが、基準金利の過去データを出している金融機関はあるものの、引き下げ幅を含めた過去データを出している金融機関はほとんどありません。

さらに、同じ金融機関が提供する住宅ローンでも、当初引き下げ型や全期間引き下げ型といった、引き下げ幅のバリエーションがあります。金利の動向を継続的に追うには同じ型の引き下げ幅を継続してウォッチする必要があります。

 

これらの点を考慮し、住宅ローンの金利タイプ及び金融機関セクター別に構成ポートフォリオを作り、その特定されたローンの金利の平均値を継続して計算しインデックス化したものが、モゲチェックの金利インデックスです。金利インデックスを見ることで過去の推移が分かり、住宅ローン金利のトレンドを読み解くことができます。今回はこの住宅ローン金利インデックスについて解説したいと思います。

 

(例:2023年2月時点)

住宅ローン 金利 インデックス

 

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変動金利は緩やかに上昇していくものの今後も優位と予想。モゲチェックのオススメは低金利と柔軟な審査の「 SBI新生銀行 」と低金利で充実した保障の「 PayPay銀行」。新規顧客の金利は低く抑えられる一方、既存顧客における金利は基準金利上昇により引き上げられており、借換メリットが出やすい状況。モゲチェックの住宅ローン診断で借換メリットも是非ご確認下さい!

 

目次
  • 1. 住宅ローン金利インデックスの金利タイプ
  • 2. 金融機関セクター
  • 3. ローン商品
  • 4. 住宅ローン金利インデックスの最新状況

1. 住宅ローン金利インデックスの金利タイプ

金利タイプしては、変動、10年固定、フラット35(全期間固定)の3種類としました。異なる金利タイプのインデックスを持つことで、変動金利は変わらないが固定金利が下がってきた、といった金利タイプ間の相対的な動きが分かります。

 

2. 金融機関セクター

金融機関セクターはネット系、メガバンク、地銀、フラット35の4つに分けました。それぞれに含まれる金融機関は下記の通りです。

 

ネット系は、いわゆるネット専業銀行とイオン銀行といったリアル店舗も含む銀行を入れました。そして2020年4月よりPayPay銀行(旧:ジャパンネット銀行)を、2023年2月よりSBI新生銀行(旧:新生銀行)も対象金融機関に加えました。

地銀は全国の各地域における主要な第一地銀を選んでおり、フラット35は取り扱い金融機関として楽天銀行を選びました(フラット35の代表である「買取型」はどの取り扱い金融機関でも基本的に同じ商品となっています)。

 

異なる金融機関セクターは全て変動金利のインデックスとし、ネット系銀行の金利は変わらないが地銀の金利が下がってきた、といった金融機関セクター間の相対的な動きが分かります。

 

金融機関セクター

構成する金融機関名

ネット系

ソニー銀行、楽天銀行、住信SBIネット銀行、auじぶん銀行、イオン銀行、PayPay銀行、SBI新生銀行

メガバンク

みずほ銀行、三菱UFJ銀行、三井住友銀行

地銀

北海道銀行、七十七銀行、常陽銀行、千葉銀行、横浜銀行、八十二銀行、静岡銀行、京都銀行、山口銀行、福岡銀行

フラット35

楽天銀行

 

3. ローン商品

3つの金利タイプの内、変動では金融機関セクター別にネット系、メガバンク、地銀の3つを採用し、10年固定はメガバンクのみ、フラット35もネット系のみとし、全体として5つのインデックスを作りました。これにより金融機関セクター別の金利トレンド及び金利タイプ別の金利トレンドが分かります。

 

各インデックスを構成する個別の住宅ローン商品は以下の通りです。ローン商品の特定では、当初一定期間のみ特別に優遇する当初引き下げ型ではなく、全期間に渡って引き下げ幅が一定な全期間引き下げ型を採用するようにしました。

当初引き下げ型の場合、当初後の引き下げ幅を少なくして、当初引き下げ幅を拡大させるなど、恣意的な運用が可能なので、住宅ローン金利の推移を継続的にモニターするインデックスとしては当初引き下げ型より全期間引き下げ型の方が好ましいと考えました。

金利タイプ

金融機関セクター

金融機関名

ローン商品

変動

ネット系

 

ソニー銀行

変動セレクト住宅ローン

楽天銀行

住宅ローン(金利選択型)

住信SBIネット銀行

ネット専用住宅ローン(通期引下げプラン)

auじぶん銀行

住宅ローン(全期間引下げプラン)

イオン銀行

イオン銀行住宅ローン

PayPay銀行

住宅ローン(全期間引下型)

SBI新生銀行

パワースマート住宅ローン(変動金利(半年型)<変動フォーカス>)

メガバンク

みずほ銀行

ネット住宅ローン

三菱UFJ銀行

住宅ローン(全期間で金利引き下げ~ずーっとうれしい金利コース)

三井住友銀行

WEB申込専用住宅ローン

地銀

北海道銀行

道銀住宅ローン変動金利型

七十七銀行

77住宅ローン

常陽銀行

住宅ローン(ずっとうれしい金利引下げ(全期間重視プラン))

千葉銀行

ちばぎん“選べる住宅ローンベストチョイス21"

横浜銀行

住宅ローン(融資手数料金利プラン)

八十二銀行

住宅ローン(変動金利型)

静岡銀行

カスタムFLEX

京都銀行

京銀住宅ローン

山口銀行

YCG住宅ローン(融資手数料型)

福岡銀行

プレミアム住宅ローン

10年固定

メガバンク

みずほ銀行

ネット住宅ローン

三菱UFJ銀行

プレミアム住宅ローン

三井住友銀行

住宅ローン(最後までずーっと金利引き下げプラン)

フラット35

ネット系

楽天銀行

フラット35

 

4. 住宅ローン金利インデックスの最新状況

毎月の住宅ローン金利インデックスの動きは、「住宅ローン金利まとめ」記事にて毎月紹介しています。

下記リンクよりご覧ください。

 

>>住宅ローン金利速報はこちら

 

 

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WRITER

著者: 中山田 明

モゲチェック運営会社 株式会社MFS

CEO

外資系証券会社で日本初の住宅ローン証券化に参画。その後約10年に渡り住宅ローン証券化業務に従事。テクノロジーによる新しい住宅ローンサービスを生み出すべくMFSを創業。

SUPERVISOR
supervisor

中山田 明

株式会社MFS代表取締役CEO

プロフィール

外資系投資銀行で日本初の住宅ローン証券化を手掛け、その後約10年に渡り住宅ローン証券化業務に従事してきた、日本における住宅ローンファイナンスのプロフェッショナル。フラット35を取り扱うSBIモーゲージ(現:SBIアルヒ株式会社)ではCFOを歴任。テクノロジーによる新しい住宅ローンサービスを生み出すべくMFSを創業。「住宅ローンを必要とする全ての人が、最も有利な条件で借り入れ、借り換えできる」世界の実現を目指す。

趣味は登山で、テントを背負って槍ヶ岳や剱岳、海外ではキリマンジャロやキナバル山に登頂。

経歴

  • 1991年3月 東京大学経済学部学部 卒業
  • 1991年4月〜 三井物産株式会社 入社
  • 1993年7月〜 モルガン・スタンレー、ベア・スターンズなど外資系投資銀行を歴任
  • 2000年8月〜 株式会社新生銀行(現:SBI新生銀行)キャピタルマーケッツ部部長
  • 2011年8月〜 SBIモーゲージ株式会社(現:SBIアルヒ株式会社)CFO
  • 2014年10月〜株式会社MFS創業

主な保有資格

貸金業務取扱主任者

登壇実績

  • 2021年9月 金融DXサミット(日本経済新聞主催)等 登壇実績多数
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