1位 政府日銀が為替介入準備へ
・大規模な円買いドル売りをする際のレートのヒアリングを日銀が為替関係者に実施
・円安を阻止するための事前準備と言われているが、一方で本当に介入するのか懐疑的な声も
【COO塩澤の一口コメント】
もし日銀が金融緩和政策を修正するのであれば、自然と円高に振れることが予想され、レートチェックのような為替介入を準備する必要がありません。ですので、レートチェックしたという行為自体が、金融緩和続行を宣言したも同然と考えていいでしょう。
21日に米国FOMC、22日日銀金融政策決定会合があります。FOMCではインフレ結果を受けて利上げへ、金融政策決定会合では景気回復のため低金利維持となり、日米の金利方針の差が決定的になります。すると、22日夕方の総裁記者発表会で1ドル150円を突破する可能性は十分あります。
そのX-dayに備えた事前準備かと。来週の21日・22日に注目です!
関連記事:
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUA147QM0U2A910C2000000/
2位 SBI、アルヒを子会社化へ
・SBIグループが以前カーライルに売却したアルヒ(旧SBIモーゲージ)を子会社化
・住宅ローン分野の協業を実施する方針
【COO塩澤の一口コメント】
カーライルに売却した時よりも安く買い戻せたのであれば、SBIはニンマリでしょうね。
住宅ローン分野での連携も予定されています。SBIグループには住信SBIネット銀行・SBI新生銀行・優良住宅ローン・各地銀連合(島根、福島、じもとHDなど)などの多数の金融機関がありますから、共同商品開発をするのでしょう。団信もSBI生命に集約するのかも知れません。
新商品の動向に注目したいと思います。
関連記事:
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUB149HJ0U2A910C2000000/
いかがでしたでしょうか。
今後も住宅ローンに関するニュースを配信予定です。
LINEでも住宅ローンの最新ニュースを受け取ることができるので、ぜひお友だち登録をお願いします!
※著者:塩澤の紹介ページはこちらです。
「住宅ローン金利についてわかりやすく情報発信」MFS取締役COO塩澤崇のご紹介