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住宅ローンの変動と固定の金利差が1%に拡大!18年11月以来の過去最大に

  • 最終更新日: 2024年11月27日

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モゲチェック
住宅ローンの変動と固定の金利差が1%に拡大!18年11月以来の過去最大にのアイキャッチ

22年3月も固定金利が上昇したため、変動金利と固定金利の金利差が広がっています。モゲチェックでは2017年10月から住宅ローンの金利インデックスを公表していますが、過去最大の金利差に拡大したことが分かりました。

 

目次
  • 1.固定金利が上昇し、変動金利との差が1%へ
  •  2.毎月返済額1.6万円の差にためらうユーザー
  •  3.まとめ

1.固定金利が上昇し、変動金利との差が1%へ

昨今の米国金利上昇を受け、日本の長期金利(10年国債の利回り)が上昇し、それを受けて住宅ローンの固定金利が上昇しています。一方、短期金利と連動する変動金利は上昇しておらず、低位で安定しています。

 

この金利変動により、固定金利と変動金利の金利差は過去最大となり、1%を記録しました。これは2018年7月に日銀が長期金利上昇を0.2%まで許容し、11月に金利差が0.97%を記録した水準を超えて過去最大です。

 2.毎月返済額1.6万円の差にためらうユーザー

この金利差を毎月返済額の差に置き換えたグラフが下記です。元本3,500万円前提では変動金利の毎月返済額は9万円、固定金利が10.6万円となります。結果、毎月返済額の差は1.6万円まで拡大しています。

2022年2月に固定金利が上昇し、固定希望をするユーザーが増えました。

 

参考記事:住宅ローンの固定金利を希望するユーザーがジワリと増加。モゲチェックユーザー約2万名の調査結果を公開!

https://mogecheck.jp/articles/show/7ePRpdBM2ONyEoGvyAbz

 

一方で、固定金利にすると毎月返済額が膨らむため、変動金利を再検討するユーザーも増えているのも実情です。ユーザーの声を一部ご紹介します。

 

(30代 男性)

「今後の金利の上昇を見込んで借り換え(固定金利)を考えていました。変動金利なら借り換えで返済負担減少する見込みはあるでしょうか?」

(40代 男性)

「(固定金利の提案を受けた後)変動金利での借り換えの場合でも試算していただけないでしょうか?」

 

金利が大きく上昇する前に金利を固定化して安心を得たい一方で、固定金利の毎月返済額が高いため変動金利も捨てがたい・・・、固定金利上昇の現実とユーザーから寄せられる声を踏まえると、変動か固定かで心が大きく揺れているユーザーが増えているものと考えられます。

 

 3.まとめ

元本3,500万円のケースでは固定金利の総返済額は変動と比べて700万円近く高くなります。「700万円を支払ってでも回避しなければならない金利上昇リスクがあるのか?」が一つの考えるポイントになります。また、変動金利を借りるのであれば、金利上昇に合わせて繰上返済を行い、毎月返済額を一定にする手法もあります。ご自身の金利観と家計の余裕状況を踏まえ、最適な金利タイプを選ばれることをおすすめします。

 

 

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※本レポート内容を掲載いただく際は、出典「モゲチェック調べ」の明記と、ウェブ掲載の場合は下記リンクの記載もお願いいたします。

https://mogecheck.jp/articles/show/oaYekBdVENXPqyGgJRLn

 

【株式会社MFS概要】

代表者:代表取締役CEO 中山田 明

所在地:東京都千代田区大手町1-6-1 大手町ビル2階 FINOLAB

事業:オンライン住宅ローン比較サービス「モゲチェック(https://mogecheck.jp/)」の運営

オンライン不動産投資サービス「INVASE(インベース)(https://investment.mogecheck.jp/)」の運営

会社HP:https://www.mortgagefss.jp/

 

【本レポートに関する報道関係の皆様からのお問い合わせ先】  

株式会社MFS  担当:塩澤

TEL: 03-5989-0575

FAX: 03-5989-0576

e-mail: pr@mortgagefss.jp

 

 

※著者:塩澤の紹介ページはこちらです。

「住宅ローン金利についてわかりやすく情報発信」MFS取締役COO塩澤崇のご紹介

 

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WRITER

著者: 塩澤 崇

モゲチェック運営会社 株式会社MFS

取締役CMO

モルガン・スタンレー証券にて住宅ローン証券化に従事後、ボストン・コンサルティング・グループにて金融機関向けの戦略コンサルティングを実施。MFSではCOOとしてマーケティング及び戦略立案を管掌。

SUPERVISOR
supervisor

中山田 明

株式会社MFS代表取締役CEO

プロフィール

外資系投資銀行で日本初の住宅ローン証券化を手掛け、その後約10年に渡り住宅ローン証券化業務に従事してきた、日本における住宅ローンファイナンスのプロフェッショナル。フラット35を取り扱うSBIモーゲージ(現:SBIアルヒ株式会社)ではCFOを歴任。テクノロジーによる新しい住宅ローンサービスを生み出すべくMFSを創業。「住宅ローンを必要とする全ての人が、最も有利な条件で借り入れ、借り換えできる」世界の実現を目指す。

趣味は登山で、テントを背負って槍ヶ岳や剱岳、海外ではキリマンジャロやキナバル山に登頂。

経歴

  • 1991年3月 東京大学経済学部学部 卒業
  • 1991年4月〜 三井物産株式会社 入社
  • 1993年7月〜 モルガン・スタンレー、ベア・スターンズなど外資系投資銀行を歴任
  • 2000年8月〜 株式会社新生銀行(現:SBI新生銀行)キャピタルマーケッツ部部長
  • 2011年8月〜 SBIモーゲージ株式会社(現:SBIアルヒ株式会社)CFO
  • 2014年10月〜株式会社MFS創業

主な保有資格

貸金業務取扱主任者

登壇実績

  • 2021年9月 金融DXサミット(日本経済新聞主催)等 登壇実績多数
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