1位 名古屋エリアの融資合戦がさらに激化へ
・百五銀行の杉浦頭取「住宅ローン24年度は3割増に」と発言。日経が報道。
・愛知県で住宅ローン営業担当を60名増員し、融資額を1.5倍にする計画
【COO塩澤の一口コメント】
名古屋はもともと住宅ローンの融資競争が激しいエリアです。おそらく日本一だと思いますね。トヨタなどの優良製造業が数多く所在し、属性の良い会社員が多いため、金利の引き下げ合戦が凄まじいようです。
この百五銀行(本店三重県津市)頭取による事業計画の発表はさらに波紋を呼びそうですね。それだけ融資を伸ばすとなると、シェアを落とす銀行も出るわけで。今後、さらに金利が下がりそうです。要注目です。
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2位 超長期住宅ローンのリリースが相次ぐ
・足利銀行が最長50年の住宅ローンをリリース
・ARUHIも先日、50年ローンを発表
【COO塩澤の一口コメント】
私見ですが、住宅ローン競争は金利→団信→返済年数の順に差別化の主戦場が変わっていくと考えています(今は団信競争になりつつある状況)。
・物件価格の高騰
・晩婚化が進むと物件取得年齢が上昇する
・長寿、かつ一生涯働き続ける社会に変わりつつある
などの日本経済の変化を踏まえると、「返済年数をより長く」「融資上限の年齢をより高く(現在は80歳までが一般的)」というニーズは年々強まると考えています。融資の上限年齢は団信の保障範囲と密接に関わる話ですので、生命保険の協力も必要ですが。
住宅ローンの今後の進化に注目です!
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