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マンション購入のメリットを項目別に確認。リスクも把握しよう

  • 最終更新日: 2024年11月27日

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賃貸マンションが手狭になった場合、別の賃貸物件への転居以外に、マンションや戸建ての購入も選択肢に入ります。

マンション購入を検討する際は、メリットを理解した上で比較することが重要です。

マンション購入のメリットや物件選びのコツを紹介します。

 

 

目次
  • 1.マンションを購入する経済的なメリット
  • 2.生活面のメリット
  • 3.賃貸と比較したメリット
  • 4.戸建て購入と比較したメリット
  • 5.知っておきたいマンション購入のリスク
  • 6.失敗しないマンション購入のコツ
  • 7.マンション購入にはメリットが豊富

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1.マンションを購入する経済的なメリット

マンションを購入すると、経済的にはどのようなメリットがあるのでしょうか。三つの視点からメリットを紹介します。

 

老後の住まいの不安がなくなる

賃貸物件に住み続けていると、高齢者になったときに貸してもらえなくなる可能性があります。保証人を確保しにくくなることや、貸し渋るオーナーがいることが主な理由です。

退職後に収入が減り家賃を払えなくなることも、賃貸に住み続けるリスクの一つです。年金が収入の柱となる老後は、家賃を含めた生活費の多くを年金でカバーしなければなりません。

しかし、マンションを購入すれば、老後の住居に関する不安はなくなります。定年までにローンを完済しておけば、老後に返済を続ける必要もありません。

 

生命保険代わりになる

多くの人は、マンションを購入する際に住宅ローンを組みます。多くの金融機関でローンの契約時に義務づけられているのが、住宅ローン専用の生命保険である団信への加入です。

団信に入ると、主債務者の死亡時に保険金が支払われ、ローンの残債を完済できます。団信への加入は、万が一の際に残債が回収不能にならないよう、金融機関が契約者に求める保証の一つです。

団信は生命保険代わりになるため、マンション購入時に生命保険を見直すことで、毎月の保険料を減額できる可能性があります。団信にはさまざまな特約を付帯させられることから、団信を重視してローン商品を選ぶことも可能です。

 

自分の資産になる

マンションを購入する経済的なメリットとして、自分の資産になる点も挙げられます。賃貸マンションが自分のものになることはありませんが、購入したマンションは、ローンを完済した後は完全に自分の資産です。

マンションが自分の資産になると、手放す際に売却して現金化できます。賃貸物件として家賃収入を得たり、相続のために残しておいたりすることも可能です。

戸建てと比較した場合も、需要が増加傾向にあるマンションならば売りやすいというメリットがあります。将来的に住み替えを検討しているなら、戸建てよりマンションのほうがおすすめです。

 

2.生活面のメリット

マンション購入のメリットを項目別に確認。リスクも把握しよう

マンションを購入すれば、生活面でもさまざまな恩恵を受けられます。主なメリットを見ていきましょう。

 

設備が充実している

多くの分譲マンションは、室内の設備が充実しています。マンションを購入する人のほとんどが、長期にわたる居住を予定しているためです。

賃貸マンションは居住者が一定期間しか住まない前提のため、設備にコストをかけない傾向があります。マンションに住むならば、購入するほうがより充実した暮らしを送れるでしょう。

購入マンションの室内には、多くの最新設備が取り付けられています。生ごみを処理できるディスポーザーや節電につながる温水式床暖房、ミストサウナ機能もある浴室換気乾燥機などが人気です。

 

セキュリティが高い

マンションを購入することのメリットとしては、セキュリティの高さも挙げられます。自分で対策を施さなくても、最初からセキュリティ機能が充実しています。

エントランスの監視カメラや24時間の警備体制は、建物への不審者の侵入を未然に防げる機能です。モニター付きインターフォンやオートロックも、防犯性の向上に役立ちます。

不在時でも荷物を受け取れる宅配ボックスは、セキュリティを高める側面もある設備です。宅配ボックスがあればドアを開けずに済むため、宅配業者を装った不審者に無理やりドアを開けられるリスクを回避できます。

 

共用設備が充実

購入マンションは共用設備も充実しています。24時間利用可能なゴミ置き場や宅配ボックス、非常食などを共有で備蓄できる防災備蓄庫などが人気です。

タワーマンションのように規模が大きくなると、暮らしや趣味に生かせる共用設備も充実します。

来客受付や荷物の発送を代行してくれるコンシェルジュサービス、入居者は無料で利用できるフィットネスクラブ、親戚や友人に泊まってもらえるゲストルームは、近年人気の共用設備です。

マンションによっては、敷地内にコンビニや公園が設置されているケースもあります。公園は災害時の一時避難場所としても使える有用な施設です。

 

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3.賃貸と比較したメリット

マンション購入のメリットを項目別に確認。リスクも把握しよう

マンションを賃貸と購入とで悩む人も多いでしょう。賃貸と比較した場合のマンション購入のメリットには、以下のようなものが挙げられます。

 

設備や構造のグレードが高い

分譲マンションは賃貸に比べ、外観・設備・構造のグレードが高い傾向があります。最新設備で住みやすさが向上している上、災害時にも安心して過ごせる点がメリットです。

賃貸マンションは、居住者の暮らしやすさより、物件の収益性を重視して作られています。収益性を高めるためには建築費を抑える必要があるため、外観・設備・構造面にお金をかけないのが一般的です。

快適な暮らしを長く続けるのに、賃貸マンションは向かないでしょう。構造的にどうしても分譲マンションには劣るため、災害発生時の不安が大きくなりやすい点もデメリットです。

 

自分好みにカスタマイズできる

購入したマンションは、管理規約の範囲内であれば、購入後に室内を自分好みにカスタマイズできます。内装や設備を比較的自由に変えることが可能です。

眺望や立地が良いのに室内に不満がある物件でも、リフォームすることを前提に購入すれば、眺望や立地の良さは生かせます。子どもが増えるなどライフスタイルが変化したときには、間取りの変更も可能です。

一方、賃貸マンションは、オーナーの許可を得なければカスタマイズはできません。退去時には元に戻す必要があるのが基本のため、リフォームした場合に原状回復費が発生することもデメリットです。

 

4.戸建て購入と比較したメリット

マンション購入のメリットを項目別に確認。リスクも把握しよう

マンションの購入と戸建ての購入を比較した場合、マンションにはどのようなメリットがあるのでしょうか。主なメリットについて解説します。

 

好立地な物件を選びやすい

分譲マンションには、戸建てに比べ、駅近など好立地な物件が多い傾向があります。住居内の住みやすさだけでなく、生活上の利便性の良さも向上する点がメリットです。

歩いてすぐ駅に着く立地のマンションなら、通勤・通学が楽になります。最寄り駅に特急や急行が停車する場合は、遠方に出かける用事がある際にも便利です。

分譲マンションの周辺には、生活に役立つ施設が多い点も魅力です。スーパーやコンビニをはじめ、郵便局・病院・学校・保育園などが近くにあるマンションなら、より生活しやすくなるでしょう。

 

管理や修繕を任せられる

マンションを購入すると、管理費や修繕積立金を毎月徴収されます。これらの費用は、マンションの管理や修繕に使われるお金です。

共用部分の清掃や共用設備の修理・交換は、全てマンションの管理会社が行ってくれます。外壁などの大規模修繕も、修繕積立金を使って管理会社が行う業務です。

一方、戸建ての場合は、清掃や設備の交換・修理を全て自分の責任で行わなければなりません。外壁や屋根の修繕も、自分で計画を立てて業者に依頼する必要があります。

修繕にかかる費用も、計画的に積み立てておかなければならないでしょう。管理や修繕の手間で比較した場合、マンションのほうが大きなメリットを受けられます。

 

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5.知っておきたいマンション購入のリスク

マンション購入のメリットを項目別に確認。リスクも把握しよう

マンション購入にはメリットだけでなく、いくつかのリスクもあります。メリット・デメリットをきちんと理解した上で購入を検討しましょう。

 

住み替えが難しい

マンションを購入すると、気軽な住み替えは困難になるでしょう。売却したり賃貸物件にしたりする場合、ある程度の手間や費用が発生してしまうためです。

住宅ローンを完済していない場合、マンションの売却代金が残債を上回らなければ、残った分を支払い続ける必要があります。

急に転勤を命じられたり、近隣と騒音トラブルなどが起こったりした場合は、住み替えを検討する場合もあるでしょう。引っ越しを考える原因には、事前の予想が難しいものも多いため、住み替えが困難な点は十分に考慮しましょう。

賃貸マンションの場合は、購入したマンションに比べ退去時の費用を抑えられます。頻繁に転勤を繰り返すような状況ならば、賃貸のほうが向くでしょう。

 

ランニングコストがかかる

取得後にランニングコストがかかるのも、マンションを購入する場合のリスクです。賃貸から購入したマンションに住み替えた場合、さまざまな費用が発生することを実感できるでしょう。

分譲マンションには、月々の管理費や修繕積立金が発生します。不動産を所有している人に課税される、固定資産税や都市計画税も支払わなければなりません。

賃貸マンションの場合、建物の修繕義務はオーナーにあるため、修繕積立金を徴収されずに済みます。自分の資産ではないため、固定資産税や都市計画税も課税されません。

 

ライフスタイルの変化に対応しにくい

マンションを購入すると気軽な住み替えが難しいため、ライフスタイルの変化に対応しにくい点がリスクです。結婚や出産、転勤をきっかけに引っ越したいと考えても、簡単には手放せないでしょう。

売却すると決めても、すぐに買い手が見つかるとは限りません。賃貸物件にする場合は、オーナーとなって引き続き管理する必要があります。空き家にする場合も、ある程度の管理は必要です。

大きなライフイベントが起こる可能性があるなら、マンションを買うかどうか慎重に検討する必要があります。

 

6.失敗しないマンション購入のコツ

マンション購入のメリットを項目別に確認。リスクも把握しよう

マンションの購入を検討する際に意識すべきポイントを紹介します。以下に挙げるコツを押さえておけば、マンション購入における失敗を防げるでしょう。

 

余裕を持った資金計画を立てる

購入するマンションを探す際は、余裕を持った資金計画を立てておくことが大切です。支払い可能なぎりぎりの金額を予算にしてしまうと、万が一のときにローンの返済ができなくなります。

資金計画を立てる際は、月々の収支に余裕を持たせる以外に、自己資金をできるだけ貯めておくことも重要です。自己資金に余裕があれば、多くのリスクに対応できるでしょう。

マンション購入時には、物件価格以外にもさまざまな初期費用が発生します。初期費用は基本的に現金での支払いとなるため、初期費用分の現金も用意しておかなければなりません。

住宅ローンにボーナス払いを組み込むことにも注意が必要です。ボーナスがカットされると支払い負担が重くなるため、ボーナスは貯金に回したり繰り上げ返済に使ったりしましょう。

 

要望の優先順位を決める

物件探しでは、自分や家族の要望をできるだけ詰め込もうとしがちです。しかし、要望が多くなるほど価格も高くなるため、なかなか決まらない状況に陥ってしまいます。

マンションを決める際は、要望の優先順位を決めておくのがポイントです。優先順位が高い要望をいくつかピックアップして物件を探せば、家族に合ったマンションが見つかりやすくなります。

モデルルームを見に行く際にも、事前に要望を洗い出しておきましょう。事前に準備をせずに内見に行くと、その場の雰囲気に飲まれやすくなり、見た目だけで契約しかねません。

 

周辺環境もチェックする

マンション探しでは、周辺環境もチェックしておきましょう。室内は購入後にある程度リフォームすることで対応できますが、周辺環境は後から変えられません。

駅までの距離や通勤・通学のしやすさ、生活に役立つ施設の有無などを確認する必要があります。小さな子どもがいるなら、保育園や公園があるかどうかも見ておきましょう。

周辺環境のチェックは、実際に現地で行うのがおすすめです。駅までの徒歩時間は歩く人により異なるため、資料に記載されている時間とは違う可能性があります。曜日や時間帯を変えるなど、異なる状況で何度か足を運ぶことも大切です。

 

7.マンション購入にはメリットが豊富

マンション購入のメリットを項目別に確認。リスクも把握しよう

マンション購入には、経済面や生活面で多くのメリットがあります。賃貸や戸建てと比較した場合のメリットを知っておくことも重要です。

ただしデメリットやリスクもあるため、多面的な視点から慎重に検討する必要があります。マンションを購入する前に、メリットやリスクをしっかりと把握しておきましょう。

 

マンション購入時に利用する住宅ローンに関して不安があるなら、住宅ローン比較サイト『モゲチェック』の活用がおすすめです。簡単な情報を入力すれば、自分の属性に合った低金利商品を探せます。

おすすめの住宅ローンがランキング形式で表示される点も特徴です。同時に表示される融資承認確率もあわせてチェックすれば、より審査に通りやすい商品を見つけられます。

仮審査を申し込めるボタンが付いているため、すぐにアクションを起こせるのも魅力です。購入マンションを絞り込めたら、モゲチェックで住宅ローンも選んでおきましょう。

 

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WRITER

著者: モゲチェックメディア編集部

株式会社MFS

 

モゲチェックは住宅ローンのポータルサイトです。 金融機関や不動産会社出身の住宅ローンのプロ&テクノロジー集団が運営し、公平・中立な立場で住宅ローン情報をお届けします。

SUPERVISOR
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中山田 明

株式会社MFS代表取締役CEO

プロフィール

外資系投資銀行で日本初の住宅ローン証券化を手掛け、その後約10年に渡り住宅ローン証券化業務に従事してきた、日本における住宅ローンファイナンスのプロフェッショナル。フラット35を取り扱うSBIモーゲージ(現:SBIアルヒ株式会社)ではCFOを歴任。テクノロジーによる新しい住宅ローンサービスを生み出すべくMFSを創業。「住宅ローンを必要とする全ての人が、最も有利な条件で借り入れ、借り換えできる」世界の実現を目指す。

趣味は登山で、テントを背負って槍ヶ岳や剱岳、海外ではキリマンジャロやキナバル山に登頂。

経歴

  • 1991年3月 東京大学経済学部学部 卒業
  • 1991年4月〜 三井物産株式会社 入社
  • 1993年7月〜 モルガン・スタンレー、ベア・スターンズなど外資系投資銀行を歴任
  • 2000年8月〜 株式会社新生銀行(現:SBI新生銀行)キャピタルマーケッツ部部長
  • 2011年8月〜 SBIモーゲージ株式会社(現:SBIアルヒ株式会社)CFO
  • 2014年10月〜株式会社MFS創業

主な保有資格

貸金業務取扱主任者

登壇実績

  • 2021年9月 金融DXサミット(日本経済新聞主催)等 登壇実績多数
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