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ネット銀行の住宅ローンは低金利が魅力。デメリットも把握しておこう

  • 最終更新日: 2024年12月20日

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ネット銀行で提供している住宅ローンには、どのような特徴があるのでしょうか?ネット銀行で融資を受けるときの流れや、メリット・デメリットをチェックしましょう。

ネット銀行の住宅ローンに向いている人や、借り換えについても解説します。

 

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目次
  • 1. ネット銀行の住宅ローンとは
    • ネット銀行は店舗を持たない銀行
    • 審査から融資実行までネットで完結できる
    • 住宅ローン実行までの流れ
  • 2. ネット銀行を使うメリット
    • 金利が安い
    • 手続きが手軽
    • 早ければ事前審査結果が即日分かる
  • 3. デメリットと注意点
    • 審査基準が厳しい
    • 本審査の期間が長い
  • 4. ネット銀行に向いている人
    • 低金利で借りたい人
    • オンラインで全て完結させたい人
  • 5. 店舗型の住宅ローンが向いている人
    • 年収が低いなど条件が悪い人
    • しっかり説明を受けて契約したい人
    • つなぎ融資を希望する人
  • 6. ネットで住宅ローンの借り換えも可能
    • 借り換えの目的とメリット
    • 借り換えがお得になる条件
    • ネット銀行を使った借り換えの流れ
  • 7. ネット銀行は自分に合っているか判断しよう

1. ネット銀行の住宅ローンとは

住宅ローンを提供している金融機関はたくさんあります。ネット銀行もその中の一つです。従来の銀行との違いや、ネット銀行で住宅ローンを契約する際の流れについても解説します。

 

ネット銀行は店舗を持たない銀行

都市銀行や地方銀行などの従来の銀行とネット銀行の最も大きな違いは『店舗の有無』です。ネット銀行は店舗を持っておらず、窓口を設置していません。取引のほとんどがインターネットを通じて行われます。

スマホやパソコンからすぐに取引できるため、時間や場所を限定されることなく利用できるのが特徴です。店舗の維持にかかるコストがかからない分、低価格の各種手数料や、高金利の預金で利用者に還元しています。

中には、休日や夜間の送金でも即時着金が可能なネット銀行もあります。利用者が便利に使いやすい機能がそろっているといえるでしょう。

 

審査から融資実行までネットで完結できる

取引のほとんどをインターネット上で行うネット銀行では、住宅ローンの審査や契約も店舗へ出向くことなくできます。仮審査はもちろん、本審査に必要な書類もインターネット上へアップロードして提出が可能です。

そのため、自宅にいながらにして住宅ローンの手続きを全て終わらせられます。無事契約が済んだ後は、指定の口座へ融資金額が振り込まれていることを確認すればOKです。

 

住宅ローン実行までの流れ

ネット銀行で住宅ローンを借りるには、まず『仮審査』へ申し込みます。それを通過したら『本審査』です。無事に審査を通過したら『契約手続き』へ移ります。

契約はインターネット上で実施するほか、書面を郵送でやりとりして行うケースもあります。どちらの方法で手続きを進めるにしても、この時点で来店を求められることはありません。

ただし銀行によっては、司法書士との面談が必要な場合もあります。ほかの手続きはインターネット上でできても、登記関連の手続きだけは出向かなければいけないケースもあるでしょう。

 

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2. ネット銀行を使うメリット

店舗がなくインターネット上でほとんどの取引や手続きができるネット銀行には、どのようなメリットがあるのでしょうか?ネット銀行で住宅ローンを契約するメリットを知り、利用を検討しましょう。

 

金利が安い

まず挙げられるメリットは『低金利』という点です。住宅ローンの中でも変動金利タイプを選べば、0.3%台からの低金利で契約できるネット銀行も多くあります。

店舗を持たないことでコスト削減できるほか、ネット広告を中心に宣伝を実施することによる広告費の削減も、低金利で住宅ローンを提供できる体制につながっているポイントです。

 

手続きが手軽

『手軽』に手続きができるのもネット銀行の魅力といえます。本審査後の契約にあたっても、送られてくる書類へ必要事項を記入し郵送やFAXで送ればOKです。

銀行によっては、インターネット上にアップロードするだけで提出が完了するケースもあります。その後の手続きも、基本的に店舗や窓口を訪れる必要はありません。

契約書への署名・捺印が不要なネット銀行であれば、完全にインターネット上のやりとりのみで契約完了まで可能です。平日の営業時間に合わせて銀行へ行く必要がないため、従来の銀行より手軽に手続きを進められます。

 

早ければ事前審査結果が即日分かる

住宅ローンは融資が可能か分かるまでの数日間を不安に感じる人もいるでしょう。その点、事前審査の結果が最短『即日』で分かるのは、安心につながるポイントです。

メガバンクや都市銀行では、事前審査の結果は最短でも翌日以降にならないと分かりません。遅ければ5営業日ほどかかることもあるでしょう。早く結果を知り次に進めるのは、ネット銀行ならではのよさといえます。

 

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3. デメリットと注意点

インターネットをフル活用できるネット銀行ならではのメリットがある反面、デメリットや注意点もあります。利用を検討する際には、メリットと同時に注意点をチェックすることが大切です。

 

審査基準が厳しい

代表的なデメリットは『厳しい審査基準』です。店舗があり窓口で面談しながら手続きを進める従来の銀行では、収入・勤務先・勤続年数などはもちろん、人柄や転職理由など、さまざまな点を総合的に審査に反映します。

一方インターネット上でやりとりするネット銀行が審査に利用できる判断材料は、提出される書類のみです。自然と機械的な審査になりやすく、基準に満たない人はこの段階で振り落とされます。

加えて保証会社を利用していない点も、ネット銀行の審査が厳しい理由の一つです。万が一契約者が返済できない状態に陥っても、ネット銀行は保証会社から残債を回収できません。

そのため厳しい審査基準で貸し出しできるかを判断しています。

 

本審査の期間が長い

事前審査はスピーディーなネット銀行ですが、本審査には『2週間〜1ヶ月半』ほどの期間が必要です。特に書類を郵送でやりとりしなければいけないネット銀行では、審査期間が長引きやすいでしょう。

書類が届くまではもちろん、返送にも時間がかかります。また郵送した書類に不備があれば、再提出のためにさらに日数が必要です。書類の提出に手間取ってしまうと、審査結果が出るまでに時間がかかり過ぎてしまいます。

希望する物件によっては、ほかの客に先を越される可能性もあるでしょう。例えば中古住宅の購入を検討している場合、2~3週間で融資実行まで至るスピード感が必要です。

素早い資金調達を求められるケースでは、利用しにくいといえるでしょう。

 

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4. ネット銀行に向いている人

ここまで紹介した特徴を踏まえ、ネット銀行で住宅ローンを利用するのに向いている人を紹介します。どのような人に向いているのか把握し、自分が利用するのに適しているか確認しましょう。

 

低金利で借りたい人

0.3%台といった低金利が魅力のネット銀行の住宅ローンは、できるだけ低金利で借りたい人向きです。住宅ローンは借入額が数千万円にのぼるため、0.1%といったわずかな金利の差でも総支払額に影響します。

また印紙代や繰り上げ返済手数料などが無料に設定されているのも、ネット銀行の特徴です。低金利でも手数料が高く設定されていると、総支払額が高くなる可能性もあります。

ネット銀行であれば低金利で借りられることに加え、手数料の設定でも総支払額を抑えやすいでしょう。

 

オンラインで全て完結させたい人

住宅ローンの手続きをオンラインで実施したい人も、ネット銀行が向いています。スマホやパソコンがあればいつでもどこでも使えるため、銀行の営業時間に店舗を訪れる時間がない多忙な人でも、自分のタイミングで手続き可能です。

また近隣に銀行の店舗がなく住宅ローンの相談ができない人や、外出を控える社会情勢下にできるだけ店舗に立ち寄るのを避けたい人も、オンラインによる手続きが向いているでしょう。

 

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5. 店舗型の住宅ローンが向いている人

一方、店舗のある都市銀行や地方銀行で住宅ローンを借りる方が向いている人もいます。従来型の銀行で住宅ローンを契約するのに向いている人の特徴を見ていきましょう。

 

年収が低いなど条件が悪い人

書類のみで機械的に審査されるネット銀行は、年収が低い・勤続年数が短い・自営業など、一般的に条件が悪いといわれる人には向いていません。数字のみで判断され審査に落ちる可能性があります。

一方、店舗型の住宅ローンは、書類だけで判断できない部分も加味して審査してもらえるでしょう。申し込みした条件のままでは審査に通過しない場合に、金利を上乗せするといった譲歩案を提案してもらえるかもしれません。

審査に不利になりそうな点があり、通過できるか不安であれば、店舗型の銀行に申し込む段階で事情を説明するとよいでしょう。

 

しっかり説明を受けて契約したい人

店舗で商品や契約について詳しく説明を聞きたいという人にとっては、ネット銀行の店舗がないという点がデメリットに感じられるかもしれません。そのような人にも店舗型の銀行が向いています。

住宅ローンは仕組みが難しく、書類を読んだだけでは理解しきれない場合もあるでしょう。気軽に質問できる窓口を設けている銀行であれば、相談しやすくすぐに疑問を解決可能です。

 

つなぎ融資を希望する人

ネット銀行の中には、つなぎ融資に対応していない住宅ローンもあります。つなぎ融資とは、注文住宅の建築時や中古住宅のリフォーム時に支払う、着工金や中間金の資金として利用できるローンです。

住宅引き渡し前の融資が可能な住宅ローンであれば、つなぎ融資に対応できます。しかしネット銀行では、住宅引き渡し時点で一括融資という商品も多く、着工金や中間金を別に用意しなければいけないケースもあるのです。

資金の用意が難しい場合には、つなぎ融資に対応している商品のある店舗型の銀行が向いています。

 

 

6. ネットで住宅ローンの借り換えも可能

借り換えとは、現在借りている住宅ローンより有利な条件の商品に契約し直すことです。ネット銀行の住宅ローンは、借り換えにも対応しています。ただし、必ずしも借り換えで得するわけではありません。

具体的に検討するにあたり、メリットが出る条件や借り換えの流れをチェックしましょう。

 

借り換えの目的とメリット

契約中の住宅ローンから他行の商品へ借り換える目的として代表的なのは『総返済額を抑える』ことです。現状より低金利の住宅ローンへ借り換えできれば、総返済額を大きく減らせる可能性があります。

返済期間を長くできるプランへ借り換えれば『毎月の返済額を抑える』ことも期待できます。勤務先の業績悪化で収入が減ったときや、教育費の負担が大きいときなどに利用すると効果的です。

また『金利上昇のリスクを抑える』働きもあります。例えば固定金利期間選択型の住宅ローンは、返済開始から5年後・10年後などが金利を見直すタイミングです。

このとき、適用される金利が大きくはね上がるかもしれません。借り換えによりそのリスクを回避できます。

 

借り換えがお得になる条件

お得な借り換えをするには条件があります。より金利の低い住宅ローンへ借り換えて総返済額を減らすには、現在の金利と『1%以上』の差があることが目安となります。

十分な金利差がない商品への借り換えでも、返済額は減らせるでしょう。しかし手数料を考慮すると、総返済額が増える結果になる可能性があります。

またローン残高が『1,000万円以上』あることも、お得な借り換えの条件です。残額が少な過ぎるときには、借り換えで減らせる支払金利より手数料の方が高くなる可能性があり、損をしてしまいます。

完済までの期間が『10年以上』あることもポイントです。1%の金利差でも、長い年月返済期間が続くと大きな差が生まれます。しかし数年では得するほどの効果が見込めません。

 

ネット銀行を使った借り換えの流れ

条件を満たすお得な借り換えができる住宅ローンを見つけたら、通常の申し込みと同様に、まずは仮審査へ申し込みます。通過したら本審査用の書類を提出しましょう。

審査に通過したら契約手続きをします。このとき借入中の金融機関へ連絡し、完済を申し出ます。同時に完済日を決定し、完済に必要な金額と振込口座の確認も必要です。抵当権抹消の手続きも依頼しましょう。

その上で新たに契約するネット銀行へ連絡し、契約手続きを進めます。契約が完了するのは完済日です。この日は、借り換え後の住宅ローンの借入が行われる日でもあります。

無事に完済し抵当権抹消書類を受け取ったら、司法書士に登記の手続きをしてもらい完了です。

 

 

7. ネット銀行は自分に合っているか判断しよう

住宅ローンの借入先の一つにネット銀行があります。インターネット上での取引を中心に行っている銀行で、各種手数料は安く、預金の金利は高めに設定されているのが特長です。

ネット銀行の住宅ローンは、従来型の銀行と比較して低金利で借りられます。その上、手続きの多くをインターネット上で完結できるため、スマホやパソコンがあればいつでも手続きが可能です。

低金利や気軽さが魅力ですが、中には店舗で直接説明を受けて契約したい人や、年収が低くネット銀行では審査に通りにくい人もいるでしょう。

利用を検討する際には、自分の状況や希望するサービスに合っているか確認することが大切です。

 

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変動金利・固定金利の違いとは?

特徴やメリット・デメリットを解説

| 変動金利とは?

住宅ローンの基本的な金利タイプで、年2回(4/1と10/1)見直しされることから変動金利と呼ばれています。

金利の急変動で利用者が困らないよう、返済額を5年間据え置く「5年ルール」や月々の返済が25%以上増えないようにする「125%ルール」を設定している金融機関も多く存在します。固定金利に変更するオプションが付帯しており、金利上昇時には固定金利に切り替えることも可能です。

 

| 変動金利のメリット・デメリット

メリット:銀行間の低金利競争が激しく金利水準が低いため、月々の返済額を抑えることができます。

デメリット:将来金利が上がり、月々の返済額が増えるリスクがあります。対策として、金利が低いうちにしっかり貯蓄をして万が一の金利上昇に備えると良いでしょう。

 

| 5年ルール・125%ルールとは?

5年ルールとは、変動金利が上がっても月々の返済額を5年間一定とするルールです。5年ルール有りの場合、最初の5年間は変わらず、6年目から返済額が増えることになります。5年ルール無しの場合、翌月や翌々月から返済額が増えます。

金利が上がっても返済はすぐには増えず、5年間は変わらないというメリットがある一方、6年目になるまでは本来より低額での返済となり、完済時に未払利息が発生する可能性がある点がデメリットとなります。

 

125%ルールとは、5年ルールを適用している金融機関で返済額が増える際、今までの返済額の1.25倍を上限とするルールです。例えば従来の月々の返済が10万円の場合、返済がどれだけ増えても12.5万円が上限となります。

返済額が増えても上限値があるのがメリットとなる一方、5年ルール同様に本来よりも安く返済が進むため、予定通りに残高が減らず完済時に高額返済が必要となる可能性がある点がデメリットです。

 

変動金利の推移・相場は?

変動金利はバブル崩壊以降、ほぼ一貫して低下傾向を続けてきました。しかし2024年になって日銀のゼロ金利解除により、変動金利が遂に引き上げられることとなりました。いよいよ「金利のある世界」に突入したことになります。しかしながら、依然としてネット銀行を先頭に、変動金利が顧客獲得競争の主戦場という状況は続いています。

 

| 固定金利とは?

文字通り金利が変わらないのが固定金利です。フラット35のような全期間固定金利のほか、5年、10年など一定期間の金利を固定する固定期間選択型もあります。

 

| 固定金利のメリット・デメリット

メリット:返済額が変わらない安心感があります。変動金利より金利水準は高いものの、一定期間または全期間の返済額が変わらないため、長期の返済計画や生活設計を立てやすいことが特徴です。

デメリット:金利水準が高く、返済額が多くなります。返済中に大規模な金利上昇が起こらない限り、変動金利を使った場合に比べて固定金利を使う方が多額の返済となるでしょう。また固定期間選択型の場合、6年目や11年目など固定期間が終了するタイミングで、当初固定期間よりも高い金利に切り替わることが多いこともデメリットです。

 

| どんな人が変動金利・固定金利に向いている?

少しでも返済額を抑えたい方やコストパフォーマンスを重視する方には変動金利がオススメです。日本銀行の金融緩和政策や住宅ローン業界の競争激化を踏まえ、モゲチェックでは変動金利は今後も低金利が続くと予想しています。

一方、固定金利は金利や返済額が変化するリスクをなくしたい方に向いています。例えば最初の10年間が子どもの教育費がかさむ時期と重なるなど、住宅ローンの返済額が増えることをどうしても避けたい方には10年固定金利がオススメです。

 

| 変動金利・固定金利の利用割合

変動金利を選ぶ人の割合が年々増え続け、全体のおよそ7割とほとんどの住宅ローン利用者が変動金利を選んでいます。また、固定期間選択型は2割、全期間固定型は1割であり、年々減少しています。

(出所:独立行政法人住宅金融支援機構「住宅ローン利用者の実態調査」より)

 

| モゲチェックのオススメは?

モゲチェックでは低金利政策が長期化する可能性が高いとの見通しや、住宅ローン業界で顧客獲得競争が激しくなっていることから、変動金利では安定した低金利が続くと予想しています。

迷った方はまず変動金利から検討することをオススメします。最新情報は住宅ローンランキングでチェック!

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WRITER

著者: モゲチェックメディア編集部

株式会社MFS

 

モゲチェックは住宅ローンのポータルサイトです。 金融機関や不動産会社出身の住宅ローンのプロ&テクノロジー集団が運営し、公平・中立な立場で住宅ローン情報をお届けします。

SUPERVISOR
supervisor

中山田 明

株式会社MFS代表取締役CEO

プロフィール

外資系投資銀行で日本初の住宅ローン証券化を手掛け、その後約10年に渡り住宅ローン証券化業務に従事してきた、日本における住宅ローンファイナンスのプロフェッショナル。フラット35を取り扱うSBIモーゲージ(現:SBIアルヒ株式会社)ではCFOを歴任。テクノロジーによる新しい住宅ローンサービスを生み出すべくMFSを創業。「住宅ローンを必要とする全ての人が、最も有利な条件で借り入れ、借り換えできる」世界の実現を目指す。

趣味は登山で、テントを背負って槍ヶ岳や剱岳、海外ではキリマンジャロやキナバル山に登頂。

経歴

  • 1991年3月 東京大学経済学部学部 卒業
  • 1991年4月〜 三井物産株式会社 入社
  • 1993年7月〜 モルガン・スタンレー、ベア・スターンズなど外資系投資銀行を歴任
  • 2000年8月〜 株式会社新生銀行(現:SBI新生銀行)キャピタルマーケッツ部部長
  • 2011年8月〜 SBIモーゲージ株式会社(現:SBIアルヒ株式会社)CFO
  • 2014年10月〜株式会社MFS創業

主な保有資格

貸金業務取扱主任者

登壇実績

  • 2021年9月 金融DXサミット(日本経済新聞主催)等 登壇実績多数
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