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フラット35の金利予想(2022年9月)フラット金利はやや低下へ

  • 最終更新日: 2023年1月4日

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モゲチェック
フラット35の金利予想(2022年9月)フラット金利はやや低下へのアイキャッチ

2022年9月のフラット35の金利は1.50%、フラット20の金利は1.37%と、いずれも8月から0.03%低下することを予想します。

 

全期間固定金利の代表格であるフラット35の金利は毎月1日に公表されますが、住宅金融支援機構が事前に公表する情報から、ある程度予想することができます。

 

モゲチェックでは変動金利が上がらず、固定金利が高止まりする可能性があると予想しています。まだまだフラット35金利が高水準にあるなか、引き続き変動金利の方が魅力的な状況だと考えています。

 

このページは過去の住宅ローン金利情報です。

 

目次
  • 1.来月のフラット35の金利はどうなる?
  • 2.フラット35の金利推移グラフ
  • 3.フラット35の金利条件・予想

1.来月のフラット35の金利はどうなる?

 

フラット35金利の予想は、2022年8月19日に住宅金融支援機構が発表した第184回貸付債権担保住宅金融支援機構債券(以下、機構MBS)の発行条件に基づき、モゲチェックが算出したものです。

 

金融の中心地・アメリカでインフレ沈静化に向けた政策金利の利上げが歴史的な急スピードで続いている影響から、日本の代表的な市場金利である長期金利(10年国債利回り)は今年に入って急速に上昇してきました。

しかし、現在アメリカの金融市場では、ここ半年で2%以上という急速なスピードの利上げと、目先も追加利上げが予定されていることから、近い将来に景気が冷え込んで利下げに転じるのではないかという見方も出ています。こうした景気後退懸念も出つつある中、日本の長期金利は直近1ヶ月低下しています。

 

前回の機構MBS発行条件が発表された7月下旬頃と比べて現在の長期金利は低下しているため、機構MBS利率は今回0.03%下がりました。そのため、2022年9月のフラット35の金利は8月よりも0.03%低い1.50%になると予想します。

 

もとを辿れば、こうした金利の動きはアメリカの金利動向に左右されています。景気後退懸念が出つつあるものの、アメリカの利上げは当面続く見込みであることから、現時点では固定金利が今後も低下を続けるとは言い切れません。

 

今回はフラット35の金利が9月に低下すると予想しましたが、モゲチェックでは引き続き、「変動金利は安定した低金利が続き、固定金利は高止まりする可能性がある」と予想します。

変動金利が上がらないと予想する理由については、以下の記事でも解説しています。ご興味ある方はお読みください。

 

モゲチェックでは今後もフラット35の金利動向に注目し、発信していきます。



>>変動金利が上がらないと予想する理由は?解説記事はこちら

住宅ローンの固定金利が上昇中!変動金利はなぜ上がらないのか?理由と予想を解説

【2022年8月】住宅ローン変動金利はいつ何%へ上がる?2050年までの金利予想

 

 

2.フラット35の金利推移グラフ

 

3.フラット35の金利条件・予想

 

 

2022年8月

2022年9月

機構MBS利率

0.53%

0.50%

-0.03%

対国債スプレッド

0.28%

0.30%

+0.02%

フラット35金利

1.53%

1.50%(予想)

-0.03%

フラット20金利

1.40%

1.37%(予想)

-0.03%




参照元:

住宅金融支援機構 機構MBSの発行計画について

第184回 機構MBSの発行条件はこちら



モゲチェックでは今後も住宅ローンに関するニュースを引き続き発信していきます。

 

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※本稿の内容を転載・掲載いただく際は、出典「モゲチェック調べ」との明記をお願いいたします。

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https://mogecheck.jp/articles/show/6KmlbLAz4lKGqZeoOwGj

 

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WRITER

著者: 堀江 勇介

モゲチェック運営会社 株式会社MFS

チーフアナリスト

銀行にて有価証券運用業務に従事。2019年にMFS入社。金融市場に関する深い知見を武器に、チーフアナリストとして活躍。金利の将来予想など、住宅ローンに関する様々な情報を発信。日本証券アナリスト協会認定アナリスト。

SUPERVISOR
supervisor

中山田 明

株式会社MFS代表取締役CEO

プロフィール

外資系投資銀行で日本初の住宅ローン証券化を手掛け、その後約10年に渡り住宅ローン証券化業務に従事してきた、日本における住宅ローンファイナンスのプロフェッショナル。フラット35を取り扱うSBIモーゲージ(現:SBIアルヒ株式会社)ではCFOを歴任。テクノロジーによる新しい住宅ローンサービスを生み出すべくMFSを創業。「住宅ローンを必要とする全ての人が、最も有利な条件で借り入れ、借り換えできる」世界の実現を目指す。

趣味は登山で、テントを背負って槍ヶ岳や剱岳、海外ではキリマンジャロやキナバル山に登頂。

経歴

  • 1991年3月 東京大学経済学部学部 卒業
  • 1991年4月〜 三井物産株式会社 入社
  • 1993年7月〜 モルガン・スタンレー、ベア・スターンズなど外資系投資銀行を歴任
  • 2000年8月〜 株式会社新生銀行(現:SBI新生銀行)キャピタルマーケッツ部部長
  • 2011年8月〜 SBIモーゲージ株式会社(現:SBIアルヒ株式会社)CFO
  • 2014年10月〜株式会社MFS創業

主な保有資格

貸金業務取扱主任者

登壇実績

  • 2021年9月 金融DXサミット(日本経済新聞主催)等 登壇実績多数
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