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住宅ローンの手数料とは?保証料との違いは?相場や支払うタイミング抑えるコツなど

  • 最終更新日: 2025年4月30日

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住宅ローンの手数料とは?保証料との違いは?相場や支払うタイミング抑えるコツなどのアイキャッチ

住宅ローンを借りるときには、金利や団体信用生命保険(団信)の内容の比較に注目が集まりがちですが、手数料も注目すべきポイントです。また、手数料のほかに保証料がかかる商品もありますが、この手数料と保証料とは何でしょうか?

この記事では、手数料・保証料としてどのくらいの金額が必要か、いつまでに用意するものなのかを解説し、支払う金額を節約するためのコツを紹介します。

目次
  • 住宅ローンの手数料とはいったい何?
    • 住宅ローンの手数料と保証料の違いは?
  • 住宅ローンの手数料の相場はいくら?支払うタイミングはいつ?
  • 住宅ローンの手数料の設定は大きく2つに分かれている
    • 1:定額型
    • 2:定率型
  • 住宅ローンの手数料を抑えるコツ・ポイント
    • 複数の金融機関で比較する
    • 借入金額を減らす
    • 借入期間を短くする
  • 1番おトクな住宅ローンを見つけるなら、モゲチェック
  • まとめ

住宅ローンの手数料とはいったい何?

金融機関から住宅ローンを借りてマイホームを購入するときには、さまざまな費用が必要で、その1つが手数料です。名称は金融機関によってさまざまで、「事務手数料」「融資手数料」「取引手数料」などとよばれます。また、計算方法や手数料に含まれる費用も金融機関によって異なります。

手数料は、ローンを契約した本数に応じて支払わなければいけません。契約が1本であれば費用はその1本分のみですが、ペアローンを利用して契約が2本になる場合には、2本分の手数料が発生します。借入金額に対して定率でかかる場合には本数による影響はないものの、定額の場合には2倍の手数料がかかることになります。

契約する前に、手数料がどのように計算され、具体的にいくらになるのかを確認することが大切です。

 

住宅ローンの手数料と保証料の違いは?

住宅ローンの保証料は、保証会社と保証契約を結ぶために必要になる費用で、保証会社に支払われる点が手数料とは異なります。返済期間中に契約者が住宅ローンを返せなくなったときには、保証会社が金融機関に残債を代位弁済します。このようにして、金融機関は貸出のリスクを下げているのです。

代位弁済が行われると金融機関に対する債務はなくなりますが、その代わりに保証会社に返済を行わなければいけません。契約者には、保証料を支払うことで、連帯保証人を立てなくても住宅ローンを利用できるメリットがあります。

◆参考◆住宅ローンの保証料とは?仕組みや相場・計算方法、不要な場合についても徹底解説!

 

住宅ローンの手数料の相場はいくら?支払うタイミングはいつ?

手数料の相場は?

後述するように、手数料には大きく分けて定額型と定率型の2種類があります。

定額型は借入金額にかかわらず一定の手数料がかかるもので、33,000~110,000円(税込)の金融機関もあります。定率型はネット銀行に多い方式で、借入金額の2.2%(税込)程度がかかることが一般的です。

都市銀行では両方を取り扱っていて、保証会社の利用の有無や保証料の支払い方法によって初期費用に差が出ることがあります。この場合は、保証料を前払いする代わりに手数料を抑えたり、保証料を金利に上乗せすることで初期費用を減らすという選択肢もあります。ただし、保証料が0円でも手数料が高めに設定されている場合があるため、合計して費用を比較することが重要です。

手数料は、融資実行時に原則として現金で支払います。住宅ローンの審査を受けていても、融資を実行しなかった場合には手数料はかかりません。

 

住宅ローンの手数料の設定は大きく2つに分かれている

住宅ローンの手数料の設定には、定額型と定率型の大きく2種類があります。

1:定額型

定額型は、住宅ローンの借入金額にかかわらず一定の手数料がかかる方式です。定額型のメリットは、借入金額が1,000万円でも5,000万円でも手数料が変わらないため、借りる金額が多いほど、手数料は借入金額に対して割安になることです。ただし、手数料が定額の金融機関の多くは保証料を別途定めています。保証料は借入金額に対して定率でかかってくるため、保証料まで考慮することが重要です。

デメリットは、ペアローンを組む場合には契約が2本となることから、2倍の手数料がかかってしまうことです。

2:定率型

定率型は、住宅ローンの借入金額に対して一定の割合の手数料を支払う方式です。借入金額が少ない人の負担が軽くなる特徴があるほか、契約が1本でも2本でも手数料に大きな差が生じないため、ペアローンを検討している人にはメリットと言えるでしょう。

デメリットは、高額の借入の場合には、定額型に比べて手数料の金額が大きくなりやすいことです。融資実行時に手数料を支払えるように準備しておきましょう。

 

住宅ローンの手数料を抑えるコツ・ポイント

住宅ローンの手数料は数十万円から100万円以上になることもあり、できれば節約したい費用です。手数料を節約するためには、次のようなコツ・ポイントに注目しましょう。

複数の金融機関で比較する

近年は金融機関によって総額に大きな差が出ることは少なくなってきていますが、住宅ローンの手数料は金融機関によって異なります。手数料が安く見えても、それ以上に保証料がかかる金融機関もあるため、トータルの金額を比較するようにしましょう。

借入金額を減らす

住宅ローンの手数料には定額型と定率型の2種類があり、定率型の場合は借入金額によって手数料の金額が異なります。そのため、頭金を入れたり、物件の予算を下げたりすることにより、手数料を削減することができます。手数料率が2.2%の場合には、5,000万円の借り入れでは手数料が110万円かかりますが、借入金額を3,000万円にすれば66万円に減ります。

借入期間を短くする

住宅ローンの手数料が定額型の金融機関の多くは保証料がかかります。住宅ローンの手数料は借入期間によって変わることはありませんが、保証料は借入期間が短いときには安くなります。

借入期間が35年よりも短い場合や、将来に繰り上げ返済をすることを考えている場合には、手数料は定額型とし、保証料を支払う方式を選ぶほうがトータルでは節約になることもあります。

しかし、借入期間を短くすると毎月返済額が増えてしまいます。借り入れたあとに返済期間を延ばすことは難しいので、返済計画を十分に検討しましょう。

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まとめ

住宅ローンを利用する際には手数料の支払いが求められ、保証料が必要になる金融機関もあります。金融機関によっては複数のタイプを取り扱っており、またそれぞれの金融機関で金額が異なるため、トータルでは数十万円の差になることも少なくありません。十分に比較してどの住宅ローンを借りるかを選びましょう。

 

 

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WRITER

著者: モゲチェックメディア編集部

株式会社MFS

 

モゲチェックは住宅ローンのポータルサイトです。 金融機関や不動産会社出身の住宅ローンのプロ&テクノロジー集団が運営し、公平・中立な立場で住宅ローン情報をお届けします。

SUPERVISOR
supervisor

中山田 明

株式会社MFS代表取締役CEO

プロフィール

外資系投資銀行で日本初の住宅ローン証券化を手掛け、その後約10年に渡り住宅ローン証券化業務に従事してきた、日本における住宅ローンファイナンスのプロフェッショナル。フラット35を取り扱うSBIモーゲージ(現:SBIアルヒ株式会社)ではCFOを歴任。テクノロジーによる新しい住宅ローンサービスを生み出すべくMFSを創業。「住宅ローンを必要とする全ての人が、最も有利な条件で借り入れ、借り換えできる」世界の実現を目指す。

趣味は登山で、テントを背負って槍ヶ岳や剱岳、海外ではキリマンジャロやキナバル山に登頂。

経歴

  • 1991年3月 東京大学経済学部学部 卒業
  • 1991年4月〜 三井物産株式会社 入社
  • 1993年7月〜 モルガン・スタンレー、ベア・スターンズなど外資系投資銀行を歴任
  • 2000年8月〜 株式会社新生銀行(現:SBI新生銀行)キャピタルマーケッツ部部長
  • 2011年8月〜 SBIモーゲージ株式会社(現:SBIアルヒ株式会社)CFO
  • 2014年10月〜株式会社MFS創業

主な保有資格

貸金業務取扱主任者

登壇実績

  • 2021年9月 金融DXサミット(日本経済新聞主催)等 登壇実績多数
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