1位 住宅ローン残高が膨張、220兆円
・住宅ローンの融資残高が伸び続け、220兆円に
・金利が0.1%上昇すると日本全体で利払いが1,100億円増加に
【COO塩澤の一口コメント】
ツイッターでも「住宅ローン220兆円」がトレンド入りしていましたね。固定金利上昇の報道がされる中、かなり注目を集めた報道だったと思います。金利0.1%上昇で利払い1,100億円増加は私が行なった分析結果なのですが、この意図は「拙速な利上げは家計を萎縮させる。利上げする前に賃金上昇が必要だ」ということです。最近、少しずつ賃金に関する議論が増えてきたと思います。いい傾向だと個人的に思います。
関連記事:
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUD06AGM0W2A001C2000000/
2位 フラット35にも変動金利の金利引下げ競争が飛び火
・フラット35の利用者数が減少中
・住宅金融支援機構は運営コストを削って、金利上昇幅を抑制
【COO塩澤の一口コメント】
固定金利は上昇、変動金利は下落のため、固定金利(フラット35)が不人気のようです。現在、米国利上げの余波を受けて長期金利が上昇しています。通常であれば、その上昇分だけフラット35の貸出金利も上昇するのですが、その上昇幅を住宅金融支援機構(フラット35の運営元)が身を削って抑えているようです。まさに、変動金利の競争激化が固定金利にも影響を及ぼしていますね。今後もこの流れは続くかと思います。
関連記事:
https://www.nikkei.com/article/DGKKZO65825690Y2A101C2EE9000/
いかがでしたでしょうか。
気になるニュースはありましたか。
今後も住宅ローンに関するニュースを配信予定です。
LINEでも住宅ローンの最新ニュースを受け取ることができるので、ぜひお友だち登録をお願いします!
※著者:塩澤の紹介ページはこちらです。
「住宅ローン金利についてわかりやすく情報発信」MFS取締役COO塩澤崇のご紹介